- 作者: 佐藤綾子
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2001/07
- メディア: 単行本
- クリック: 9回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
・オリンピックの選手たちが試合の前に受ける「ドーピング」検査。このドーピングは、「ドーパミン」という言葉からきています。ドーピングをすると、脳の快感中枢から分泌されるドーパミンの量が多くなって、そのために筋肉がぐんぐん動いたり足がぴょんぴょんと前に出たりという作用をするわけです。この快感物質は外からだけではなく、表情や動作をつかさどる運動中枢と「Aの10番神経」、つまり脳の快感物質を分泌する神経が結びついているのではないかという説が最近注目されています。
私はあの人が好き、でもあの人は私を好きじゃないかもしれない、あの人も私を好きだといいなとかハラハラドキドキと相手のことを気にしているとき、私たちの表情は生き生きとし、ぱっと相手の顔を見たり、また相手の言葉に敏感に反応してよく笑ったりします。大脳生理学的にみると、誰かを好きになるとか嫌いになるという感情は、どうやら表情や動作の神経と結びついているようです。
そうであるならば、まわりの人を片端から、「あいつも嫌い、こいつはおかしい」などと言っているよりも、「あの人も素敵この人もいいじゃない、この人は素晴らしい」というふうにプラス方向にとっていったほうが、はるかに生き生きするということになります。
・「誰かを好きであるということの反対は何なのか?」実は、好きの相手は嫌いではありません。私が思うに、好きの反対は無関心に違いないのです。誰かを好きになるということは、つまりは誰かのことが気になるということです。
・職場で絶対やってはいけないこと。それは手柄を独り占めすることです。簡単に言えば、何人かで共同作業をしたときに、誰々さんのおかげですといった、ちょっとしたひとことをつけ加えるのを決して忘れないようにしたい、ということです。職場のパフォーマンスの鉄則は、仕事がうまくいったときこそ、「○○さんのおかげです」と、まわりの人たちの名前をきちんとあげること。
そして仕事が失敗したときは、他の人の名前をあげないで自分の名前をあげること。簡単に言えば、「サクセス・パフォーマンス」の主役はほかの人に、あいにく失敗に終わってしまった「ミス・パフォーマンス」の主役は自分にということ。こんなふうにすれば、あなたは必ず人に好かれます。職場でのパフォーマンスはいつでもうまくいきます。
・自分のレベルよりも少しばかり上だと思われるような仕事に進んで挑戦していると、その仕事をやる中で自然に潜在能力が引き出され、あるとき気づくと、相当にむずかしい仕事でもやれるようになっている、ということがあるのです。仕事に関する限り、一瞬不可能だと思ったとしても、とにかく思い切りその仕事にぶつかっていく方が得策です。そうすると、今まで自分でも気づかなかった潜在能力がちゃんとあらわれてくるものなのです。
なるほど!そうだよね。(^J^) 最も陰湿ないじめは「無視・無反応」だもんね。使えるなあ!( ..)φメモメモ
SPIS 佐藤綾子のパフォーマンス講座
http://spis.co.jp/index2.html
佐藤綾子オフィシャルブログ 「すぐに役立つパフォーマンス学」
http://ameblo.jp/ayako-sato/