「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜思い込みで判断しないために!…『99.9%は仮説』(竹内薫)

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)

このブログは私の個人のものだけど、ウチ(SA)の会社のブログにも書いています。
読んでね。毎週火曜日が私の担当です。(^J^)

SAトレーナーブログ  小野塚:マック!ドーナルど?
http://blog.livedoor.jp/samaster/archives/51685749.html


今、当たり前のように、ケータイやパソコンを使っているけど、今から20年前にはまだ全然普及してなかったよね。(^J^)  ウチ(SA)のMCP(マスター・コミュニケーション・プログラム)のレッスン3の「コミュニケーションの目的」にある「常識を見直せ!」過去の常識が通用しなくなってしまった昨今、とっても大切なことだよね。

この本を読んでビックリしたのは、いまだに「飛行機はなぜ飛ぶのか?」、「麻酔がなぜ効くのか?」実はよくわかっていない」んだって!?ホンマかいな!\(◎o◎)/!


この世界は仮説で生きている。仮説思考になることによって、物事の見方が変わり人生が豊かになる。常識、先入観、固定観念をすべて捨て去れといっているのではなく、一度捨てることにより、頭と心を身軽にすることができる。そのツボとコツを紹介しよう。


・よく科学的根拠がないものは無視されたりしますが、それはまったくナンセンスです。なぜなら、科学はぜんぶ「仮説にすぎない」からです。ガリレオをあざ笑った教授たちにしても、プトレマイオスにしても、あるいはコペルニクスでさえも、後の時代からみるとまちがった常識にとらわれていた、ということです。それは、現代に生きるわれわれでも同じです。今日、常識だと思っているものが、明日、天才科学者の出現によってまちがいであると判明するかもしれないのです。常識は仮説にすぎないのです。


地球温暖化が起こる理由も、地震が起こる理由も、「飛行機が飛ぶ」という一見あたりまえの事実さえ、その本当の原因はさまざまな経験則による推測にすぎず、いってみれば、ただの「仮説」にすぎないわけです。わかっていなくても飛んでいるんだからそれでOKなんです。結果オーライ、とでもいいましょうか。


・世界一権威のあるノーベル賞といえども、まちがえることはあります。しかし、エガス・モニスのロボトミー手術」ほど180度つくがえることはめったにありません。時代によって「正しい方法」は移り変わるのです。


精神外科 ロボトミー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83%9F%E3%83%BC#.E3.83.AD.E3.83.9C.E3.83.88.E3.83.9F.E3.83.BC


・1960年代には、「赤ちゃんには、母乳よりもスキムミルクを与えた方がいい」という医学仮説が存在していました。ところだ、現在の免疫学では、生まれたての乳児には母乳を与えないとまずい、ということは常識になっています。それにより、乳児の免疫機構に大きな差が出るというのです。われわれは、いくら白に見える仮説でもいつグレーから黒に変わるかわからない、と肝に銘じておくべきなのです。もちろん、その逆も然りです。要は、先入観や固定観念にしばられずに、知的かつ柔軟に対応することが大事だと思うのです。


そうだよね…。昔は終身雇用が一般的だったけど、今は転職が当たり前だしね。頭を柔らかくするにはいい本だよ、おススメ。(^v^)