「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜時間は最短、効果は最大!…『プチ天才の発想法』

「プチ天才」の発想法

「プチ天才」の発想法

こんな人がいるんだね〜!ビックリ!\(◎o◎)/灘中学・灘高校を経て、東京大学卒業、同大学院を修了してNHKのアナウンサー、その後医師免許を取得。加藤紘一自民党幹事長の公設第一秘書として科学技術政策の立案に取り組む。世界でただ一人(?)のアナウンサー医師の吉田たかよし氏。多忙を極める中、激務をこなすツボとコツはその発想法にあった!そしてそれは誰でも身につけられるのだとか。そのエッセンスを紹介しよう。


・私は断言します。これからの時代にもっとも価値を持つのは、間違いなく発想力です。長年の夢だった仕事に就く…。仕事で結果を出す…。プライベートライフがうまくいく…。これらはすべて、発想力さえあれば、かなえられるのです。その理由は簡単です。時代の流れが速くなり、社会が激動しているからです。今やこれまでの常識はまったく通用しません。前例を踏襲すれば間違いがなかった時代は、もうとっくに過去のものとなりました。米屋は米を売り、酒屋は酒を売ればよかった。そんな牧歌的な時代は終わったのです。喫茶店の店員にメイド服を着せる…散髪を10分で終わらせる…。30分前ならマンガにしかならなかったことが、現実になっているのが今なのです。


・発想力の方程式

発想力=ヒラメキ脳 × 手順力 つまり
「生み出される発想の価値や量」=「発想を生み出すのにふさわしい脳のコンディション」 × 「発想を生み出すのにふさわしい手順」


ヒラメキ脳の2条件

1 脳機能が活性化していること
2 副交感神経が優位であること


トイレで用を足しているときは、人体は必ず副交感神経が優位になっているので、脳はアイデアが浮かびやすい状態になっています
さらにトイレで溜息をつくことです。溜息には副交感神経を刺激する作用があるので、よりアイデアが生まれやすくなります。ちなにみ、つらいことがあったときに、溜息が出るのも、副交感神経を優位にしてストレスから脳や全身を守ろうとする人体の知恵なのです。また、効果的にアイデアを練り上げるために、自宅のトイレには筆記用具とメモ帳を常備しておくことをお勧めします。


・「片っぱし法」 その1=逆転の発想リスト

1 悪いと思われていることが、いいことだとしたらどうなるか?
2 今まで努力してきたことが、間違っていたとしたらどうなるか?
3 解決しなければならない問題点が、長所にならないか?
4 上下・左右・表裏をひっくり返すと、どうなるか?
5 反対概念から発想すると、どうなるか?
6 立場を逆にすると、どうなるか?


・「片っぱし法」 その2=差し替えリスト

1 人を差し替えられないか?
2 目的を差し替えられないか?
3 場所を差し替えられないか?
4 販売先を差し替えられないか?
5 時間を差し替えられないか?
6 順番を差し替えられないか?
7 工程を差し替えられないか?
8 大きさを差し替えられないか?
9 色を差し替えられないか?
10 形を差し替えられないか?
11 匂いを差し替えられないか?
12 素材を差し替えられないか?
13 ネーミングを差し替えられないか?


・ビジネスで求められるアイデアに関して言えば、イデアとは素材の組み合わせにすぎません。すでにある知識や概念を新しい組み合わせで結合させたものがアイデアにほかなりません。


オズボーンのチェックリスト法
転用…新しい用途はないか?
応用…他からのアイデアを利用できないか?
変更…形や色を変えるとどうなるか?
拡大…大きさや機能を拡大するとどうなるか?
縮小…大きさや機能を縮小するとどうなるか?
代用…他の物で代用できないか?
再配列…順番や流れを変えたらどうなるか?
逆転…反転させたり上下を変えたり概念を逆転させるとどうなるか?
統合…異質なものを組み合わせるとどうなるか?


イデアがあるから話すのではなく、話すからこそアイデアが出てくるのです。人に話そうとするだけで、脳の神経細胞が刺激を受け、機能が活性化してくれます。また話をするときは顎や唇それに舌などを上手に動かさなければならないため、脳が活発に働くとともに、脳内の血液循環もよくなります。人と話をしているときにアイデアが勝手にわいて出てくるのは、こうした脳機能の向上が大きな原因のひとつです。


歩きまわることが発想力の増大につながります。良いアイデアを生み出したければ、じっとしてはいけません。とにかく歩くのです。そもそも人間の脳は、座っているときは活性化せず、歩いているときに活発に働くように設計されています。これは原始時代の人類のライフスタイルを考えれば納得できることです。原始時代には、歩いているときは獲物を取ったり植物を採取したりするなど身体と一緒に脳も活発に働かさなければなりませんでした。一方、座るのは身体を休めるときでした。当然、身体といっしょに脳も休めるべきだったのです。歩きながら考えるというのは、古代ギリシャ時代より行われていましたソクラテスの弟子はプラトンプラトンの弟子はアリストテレスですが、それぞれ歩きながら哲学の指導を行ったことが記録に残っています。


確かに、私も新しい歌のネタやギャグな歩きながら見つけるなあ…。( ..)φメモメモ。さあ、4月!新しい季節。散歩しながら新しいアイデアを見つけちゃおう!(^J^)


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