「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『人の印象は3メートルと30秒で決まる』(江木園貴)

第一印象という言葉はあっても、第二印象はないよね…。一目ぼれはあっても、二目ぼれもないし…(^^ゞ ウチ(SA)でも、『第一印象』セミナーをやっているけど、とても大事だよね。


さて、この本は、あたなの第一印象アップに役立つよ〜!(^。^)人が印象として認識し始めるのは「社会距離」という約3メートルに近づいた時点です。そして、名刺交換が終わり、着席するまでがおよそ30秒、ここまでであなたのイメージは9割決まってしまう、とのこと。そのエッセンスを紹介しよう。


・相手に与える印象が、どんな要素で形成されているかを研究した学説があります。有名なメラビアンの法則がそれです。その要素とは、見た目・しぐさの「視覚情報」が55%、声の質・大きさなどの「聴覚情報」が38%、なんと話の内容はたったの7%です。つまり、93%はビジュアルで決定してしまうのです。


・私の行うイメージコンサルティングとは、個人に「今どのような立場にいるのか、この先どうあるべきか」を自己認識させ、そのポジションとしてあるべき姿(=見た目、話し方、立ち振る舞い、装い)を演出していくものです。


・第一印象の大切さは、「ハロー効果(初頭効果)」=ハローとは「後光がさす」というときの後光、聖母の後背や光輪のことでもあります。この効果は、その人物が持つ特徴的な一面の影響で、他の側面まで同じ評価をしてしまうという心理効果です。一度与えた印象を覆すことが難しい効果としても知られています。


アメリカの文化人類学エドワード・ホールが見出した「社会生活の距離」という法則によれば、


3.6メートル以上離れると個人的な関係を作ることは困難な「公衆距離」
1.2メートルから3.6メートルの間は形式的・儀礼的な「社会距離」
45センチから1.2メートルが、親しい友人同士の「個体距離」
45センチ以内が恋人同士の「密着距離」と定義されています。


人が視界に入るのはおよそ10メートルの距離からですが、印象として認識しはじめるのは「社会距離」である約3メートルまでちかづいた時点です。相手は3メートル先の地点から顔や服装を見て、あなたの全体像をおぼろげに選別し、その後、あいさつや名刺交換のときの表情やしぐさ、それに伴う声のトーンで口調から、具体的なイメージを構築します。つまり言葉を交わさない3メートルの距離からあなたの第一印象はスタートしています


・よい第一印象の人は、たとえその後に小さなミスをする場面があっても、「彼(彼女)は、いつもきちんとしているから、今回のミスは疲れていただけだよ」とベースとなるイメージに基づいた好意的フォローに恵まれ、失敗によるネガティブな評価は一時的なものにとどまるでしょう。


【まず3分間、相手の話を聞いてみる】


〜相手が自分の話しかしない場合は、退屈に感じても、まずは辛抱強く最後まで話を聞くことが大切です。永井と感じてもまずは3分間相手の話を聞くことに徹して下さい。3分程度話せば、相手は満足を覚えます。たった3分ですから、まずは相手の話を興味を持った姿勢で聞けば、あなたは何も語らずして信用を得ることができるのです。


・相手の名前を呼ぶ行為は、まさに「あなたに話しかけているのですよ」というアピールになりますから、名刺交換の際には、必ず「○○さんですね」と、声に出して呼びかけましょう。難しい名刺の読みを間違えずに覚えるにも好都合です。電話でも同じですが、対面のときにはいつも実行してください。


・相手に親近感を抱かせたいときは、あえて自分の失敗談を話してみることが有効です。つい相手が「かわいいな」と思えるちょっとしたエピソードが、男女問わず誰しもあります。「あれ、この人でもこんな失敗をするんだ」と急に親近感が湧いてきます。自分から腹を割ってみせることで、先の会話や次回への面会が数段楽になるはずです。


人のいいところを3つ探すこと。まず外見から1つ、内面・性格から1つ、尊敬できる分野から1つと考えていけば、必ず見つかります。男性も女性も褒められて不快感を覚える人はいません。好感を素直に伝えることは恥ずかしいことではありません。


・相手の話を聞くとき、ふだんより「もう3センチ前のめりの姿勢」をとってください。前に傾く姿は「あなたに興味があります」という期待のメッセージです。「あなたの話をもっと聞きたいです」というエネルギーを感じさせるボディ・ランゲージだと証明されているものです。


・あなたのキャッチフレーズを作る

〜小泉元総理ならば、構造改革なくして景気回復なし」、野村監督ならばID野球といったように、あなたとキャッチフレーズが結びついて記憶されると「その人が何を成し遂げようとしているか、出来る人か」が伝えやすくなります。次の3つの自己紹介文が、あなたのパーソナルブランドを語る基幹となります。

15秒バージョン…忙しい相手や、会話の合間に挟み込むことができる程度の長さで、相手に最小限これだけは覚えてほしいコアな部分のもの。
1分間バージョン…自己紹介に使えそうな長さでパーティなどで出会ったり、エレベータに乗り合わせた相手に伝えきることができるくらいの長さ。
3分間バージョン…商談などで自分のパーソナルブランド全般に対して、正しく伝える内容のもの。


私のキャッチフレーズ、『おのずから輝いている男、おのづかてる!』、『インテル、入ってる、おのづかてる!』確かにインパクトあるみたいよ!(^^ゞ オススメよ!