- 作者: デビッド・コットレル(David Cottrell),齋藤慎子(さいとう・のりこ)
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2009/02/13
- メディア: 単行本
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仕事に悩んでいる管理職のビジネスマンが、師と仰ぐメンターから、毎週月曜朝のミーティングを8回重ねながら成長していくという物語形式のノウハウ本。様々なビジネスに使えるツボとコツが凝縮されているよ。そのツボとコツを紹介しよう。
・成果を出すには、責任を引き受けること。そのの対極にあるのが、自分の抱えている問題を誰か他の人やものごとのせいにすることだ。
・非凡な人間になりたければ、まずやるべきことは、平凡な人間でいるのをやめること。
・たいていのチームは三タイプの社員に分けれられる。
スーパー戦力=30%=仕事で一番になるための経験も知識も意欲もある。
ミドル戦力=50%=スーパー戦力になるにはまだ経験不足かもしれないし、もしかしたら以前はスーパー戦力だったのに、何らかの理由で一番になるやる気を失ったのかもしれない
落ちこぼれ戦力=20%=なるべく楽にしようとするタイプ
・飛行機を操縦しているときに起こりうるあらゆる問題がシミュレートされ文書化されて、操縦席にある緊急マニュアルの中に入ってるそうだ。何か問題があったとき、正確に作動しない可能性のあること、そしてとるべき処置のすべてがそのマニュアルに書かれている。 いいかい、危険な状況に陥ったとき、パイロットは何か判断を下すのではなく、そうした機器が起こる前に練られたことを実行するんだ。
・会社の一番大切な宝とは、チームにふさわしい人間がいることだ。チームにぴったりの人材がいれば、うまくいく公算は大きい。会社が一番足を引っ張られrのは、チームにふさわしくない人間を抱えることではないかな。実際、不適切な人間がいることくらい、チームに害を与えることはないからね。
・人材採用時の<三つの3のルール>
ポストごとに最低3人の候補者と面接すること、候補者とは3度面接すること、候補者の評価は3人ですること。
・「書類に目を通すのは一度だけ」。時間管理の達人はみなこういっている。
・どんな人にもやる気バケツがひとつある。バケツはあふれんばかりにいっぱいかもしれないし、空っぽでどうにかして満たしてやる必要があるかもしれない。中には穴が空いているバケツもあって、その場合は、せっせとやる気を起こさせようとすればするほど、やる気が失われていく。
また、どんな人もひしゃくを一本持ってる。このひしゃくは、皮肉な態度や否定的なものの考え方、動揺、ストレス、疑い、不安、心配など人の希望とかやる気を失わせる一切のもののことだ。
リーダーとしての君は、「やる気バケツ満タン責任者」だ。チームのみんなのやる気バケツをいっぱいにしておくこと、きちんとコミュニケーションをとることだ。
・自分の可能性を十分に発揮しようと思うなら、三つの『学びの領域』に入らなければならないんだ。
第一の部屋は、読書室だ。本をたくさん読むほど多くを学ぶことになる。重要なのは、毎日、本を読む時間をきちいんと取る習慣を身につけているかどうかなんだ。
第二の部屋は傾聴室だ。リーダーになると、時間を割いて人の話を聞こうとしなくなる、社外のセミナーや会議に参加すると、普段よりも熱心に聞くことが多い。新しい情報を得るたびに、もっとよい決断が下せる。
第三の部屋は、提供室だ。
へえ〜!(^◇^)やる気バケツの話は分かりやすいね〜!今度セミナーで使ってみよう。( ..)φメモメモ