「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜必ず売れるテクニックとは?…『私に売れないモノはない!』

私に売れないモノはない!

私に売れないモノはない!

あのギネスブックに掲載されている、12年連続世界No.1のセールスマン、ジョー・ジラード。(^。^)…知らなかった…。(^_^;)
一日平均5、6台。一日24時間で18台。ひと月で174台。一年間で1425台。スタッフ2名の助けを借りて単独で達成した数字だ。ひえ〜!(>_<)しかも、ケータイやパソコンがなかった時代に!


ディーラーでさえ、年間1000台以上販売してるのは、アメリカ全体で5%に過ぎないと言われているそうだ。ちなみに、日本では、一般的に、月10台、年間100台前後売っている人がトップセールスマンと呼ばれているようだ。彼のエッセンスが入っている。しかも本書は全米100万部突破のベストセラー。そのツボとコツを紹介しよう。


・まず第一に、自分の欲求をはっきり知ること第二に、次の販売を成功させればその欲求が手に入ると認識することだ。それは少し単純過ぎる、と思うだろう。その通りだ。だが、少しばかり単純化しすぎているだけだ。


【ジラードの250の法則】

人は誰でも、結婚式や葬式に招待するくらい大事な知り合いが250人いる。250人もだ!平均的な人でさえ、人生で250人もの人に影響を与えるのだ。人は、何を買ったとか、買うつもりだ、ということをよく他人に話すものだ。それを聞いて、どこで何をいくらで買うべきだ、必ずアドバイスする人がいる。普通の人々にとってはそれが日常生活の大きな関心事なのだ。


上手なセールスは、年中作物が育つ土地で種をまき、収穫するのに似ている。年中、種をまき、収穫する。別の見方をすれば、観覧車に例えることもできる。係がゴンドラに一台一台に人を乗せていく。乗客を降ろし、また乗せ、観覧車を少し回し、次のゴンドラに人を乗せ、それを繰り返すと、乗客全員が新しい人と入れ替わるそしてまた観覧車を少し回し、席を空けては埋めるのだ。
しばらく降りてもらうのは今売れた客、乗ってもらうのはこれから働きかける相手だということだ、ひとまわりする頃には、乗っていた客はそろそろ車を買い、席を譲り、しばらくの間別の人と入れ替わる時期に来ている。


・見込み客が見つかるソース(情報源)の一つは、自分が受け取っている数々の請求書だ。どういうことかというと、物を買ってあげた相手は、じぶんの売っているものを買ってくれる見込みが大きいということだ。
誰もが服を着家かアパートに住み、家具や電化製品を持ち、車を運転する。また、肉屋や花屋や燃料店などの自営業者は、トラックを使う。私が物を買う相手は全員私の顧客名簿に載せている。物を買ったら、忘れずに売り込む。支払のとき、もう一度じぶんの商品の話をする。その逆もやる。誰かが自動車を買ってくれたら、その人の職業が分かる。彼の売っているものが必要になったら、彼から買うことで私の感謝の気持ちを知ってもらう。


私は500枚の名刺を一週間で使い切る。スポーツ観戦中に、盛り上がっている場面で名刺をばらまく。フットボールの試合で、タッチダウンの瞬間に観客が立ち上がり、歓声を上げたり手を振ったり拍手を送っているとき、私も同じことをしている。ただし、そうしながら、自分の名刺をばらまいている。これは奇異な行動に映るかもしれないが、売上げにつながっていることは確かだ。重要なのは、そこに人間がいる限り、見込み客はいる、ということだ。そして自分の存在と職業を知ってもらえば、それが顧客を開拓していることになる、ということだ。


私の顧客リストに載っている人には毎年12通の郵便を送る。それぞれに違う色と形の封筒を使う。表には会社名は決して書かない。ポーカーと同じで手の内を見せてはいけないのだ。 〜中略〜


・車が売れて顧客に引き渡したとき、私がすることは、自分の名刺一枚と顧客紹介の特典について説明したものを車のダッシュボードに入れておくことだ。数日後、彼は礼状と一緒に名刺をもう一束受け取る。これで彼も協力者だ。 〜中略〜


・要は、いい仕事をするには、まず何をするべきか決めることだ。それを毎日やる。毎朝時間をとって、その日にすることを必ず考える。そうすべきなのではなく、そうしなければならない。そして決めたら、必ず実行する。


・セールスの場ではあなたは役者だ。これを常に念頭に置くこと。役者にとって一番大事な資質は間合いだ。しかし、それを身につけるには努力が必要だ。週末にラスベガスでショーを見て勉強をする。私は、自分が役者として一つの役割を演じていると思っている。そのステージは、私がこれから演じる芝居にふさわしいものであってほしい。衣装もそれにぴったり合ったものであってほしい。


・一番大事なのは、顧客を知ることだ。名前は知らなくても、どんな人々でどんな暮らしをしているかを知ることだ。そうすれば、彼らの警戒心を解き、戦うことができる。最初に会った瞬間に客が少しでもリラックスでき、恐れを忘れることができたら、そしてあなたに時間を割いてもらっていることに恩を感じはじめたら、あなたはもうこの戦いに勝ち始めている。


・私の競争相手が誰だか教えよう。それはジョー・ジラード、自分自身だ。今日成し遂げたことは明日には超えたいと思いう。私にはほかに競う相手がいない。他人はもうとうに負かしてしまった。


その他「電話での売り込み方」、「自分だけの顧客ファイルを作る」、「オリジナルダイレクトメールの出し方」、「オリジナル名刺の絶大なる効果」、「顧客紹介キット」、「床屋に自分の宣伝をさせる」、「恩を売る」、「特製のお礼カード」、「顧客を絶対に逃がさないツボとコツ」…などなど。


にゃるほど〜!(>_<) マスター・セールスマンはやるべきことをやっているんだね!ナットク。これらのアイデア全ての業種にもヒントになるよ!おススメ!


Joe Girard World's Greatest Salesperson!
http://www.joegirard.com/