- 作者: 樋口裕一
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/06
- メディア: 文庫
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ウチ(SA)には門外不出のトレーナーテクノロジーというのがあって、トレーナーとしてのツボとコツ、人前でしゃべるときの『心・技・体』のスキルがあるのだ!…中身はヒミツね。
さて、さり気ない一言があなたを「頭のいい人」「底知れぬ人」「才気ある人」にするためのしゃべりのツボとコツが満載。ここで伝授しようとするのは、出来る人になる方法ではなく、ただ会話だけによって、しかも、ほとんどの場合、仕事の話ではなく、雑談によって、金も使わず元手もいらず、出来る人に「見せる」方法なのだ!ウチ(SA)のスキルにも共通点がある。その中の一部をチラ見しよう。
【頭のいい人に見せるための絶対条件】
・頭のいい人が、口を開くとき、常に心がけておかねばならないのは、独創的で、できるだけ誰も言っていないことを言う、ということ。みんなと同じことを言っていたのでは、「感じのいい人」ではあっても「頭のいい人」にはほど遠い。
・頭のいい人が絶対に避けねばならないのは、自慢することだ。自慢などしなくても、頭のいい人は「頭がいい」と見られるもの。わざわざ吹聴する必要などない。自慢するとは、自信のない証拠なのだ。
・自分の意見は、人の話を聞いた後に言え
〜相手に話したいだけ話させる。それが第一の鉄則だ。相手はせっかく情報を漏らしてくれているのだから、その間、あなたはそれをじっくり聞かせてもらって、ゆっくり考えるのだ。そして相手に先に意見を言わせておいて、それを踏み台にしてあなたの意見を展開するのだ。手段を尽くして、自分の意見を口にするのを先に延ばすこと。
・相手の意見は<3WHAT 3W 1H>を頭に入れて聞け!
3WHAT =「それは何か(定義)」 「何が起こっているか(現象)」 「何がその結果起きるか(結果)」
3W=WHY(理由、背景) WHEN(いつからそうなのか、それ以前はどうだったか) WHERE(どこでそうなのか、他の場所ではどうなのか)
1H=どうやればいいのか(対策)
・人の話を聞くとき、その人の本音がどこにあるかを探ることだ。嘘の情報をかきわけて、その中から本質的な部分をつかまねばならない。
【頭のいい人に見せるための口癖集】
・「それについては、イエスでもありノーでもある。」
・「全体的には賛成なんだけど、一、二、問題点を感じなくもない」
・「確かに…だ。しかし、」
・「理由は三つ(二つ)ある。第一に…」
・「その二つのことは、一見、まったく逆のことを言っているようにみえて、実はそれほど変わらないと思う」または、
「その二つのことは、一見、同じことを言っているようにみえて、実はまったく別のことだと思う」
・「Aから見れば…だが、Bから見れば…だ」
・「それは、たとえば、具体的には、どんな場合なの」
・「それも言えるが、もっと大事なのは…」
・「要するに、それは…ということなの?」
どう?使えそうでしょ!早速試してみよう!(~o~)