- 作者: 阿刀田高
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1983/09
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
BOOK〜ダジャレヌーヴォー【新しい駄洒落】(石黒謙吾)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20070324
さて、私の好きな作家・阿刀田高氏のこの本も面白いよ!その中の代表的なブラック・ジョークを紹介しよう。ブラックだかなね…笑える?笑えない?
・学校で
校長 「みなさん、兄弟は仲良くしなければいけませんよ」
生徒 「でも、うちのお父さんはだから兄弟が仲良くすると世間の誤解を受けるからやめようって言ってます。弟がお坊さんとお肉屋さんなんです」
・教室で
女教師 「89たす58たす91よ。どうしてこんな簡単な問題ができないの?」
六年生 「でも、僕気が散ってダメなんです。先生の体はきっとそれくらいのボディ・サイズでしょ」
・ゴルフ場で
ゴルファーA 「おい、下手くそ。ゴルフというものはな、ボールを打つものであって、土なんか叩くものじゃないんだぞ」
ゴルファーB 「なんの。地球だって大きなボールじゃないか」
・飛行機の中で
スチュワーデス 「もしもし、トランプでお遊びのお客様、他のお客様がご迷惑でございます」
客 「えっ、飛行機の中でトランプをしちゃいけないの?」
スチュワーデス 「いえ、カードを出す度にお声をお出しになるのは…"はい、ジャック"とおっしゃいますと…」
・木の枝の下で
刑事 「ご主人の自殺の理由がおわかりですか?最後の日記に、"会社でも家庭でも虐げられ、うだつの上がらない人生だった"って書いてありますが…」
未亡人 「とんでもない!そりゃあの人、会社じゃ万年ヒラ社員だったかもしれませんけど、家ではナンバー・ツーの位置を与えられておりましたのよ」
・同窓会で
男A 「おい、どうしている?キミの理想は年代物のぶどう酒を飲みながら、若い女と暮らす生活だったな」
男B 「うん、しかし現実は、若いぶどう酒を飲みながら、年代物の女と暮らしているんだ」
・高速道路で
男A 「高速道路の料金ってのは、どうして入口で取るのかな?」
男B 「そりゃきまってるじゃないか。途中で死ぬ人がいるもン」
・新婚家庭で
妻 「ねえ。あたしの作った料理、どう?」
夫 「愛してるよ」
妻 「料理の味を聞いているのよ。食べたんでしょう?」
夫 「食べたさ。それでも君を愛してるよ」
などなど648編が収録!笑う角には福来たる!笑いは百薬の長!飲み屋でのネタでもどうぞ!( ..)φメモメモ