- 作者: 青野慶久
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/09
- メディア: 新書
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「もしかすると、あせらずに「ちょいデキ」を積み重ねていけば、私のような人間でも、私のような人間でも「スーパーデキ」になれる日が来るのかも知れません。そう考えると、今、目の前にある問題を、ひとつひとつ大切に解決していきたいと、心からそう思えるのです」、というナント謙虚な方!
ちょっとだけデキるビジネスパーソンになれるアイディア満載!その一部を紹介しよう。
Q.言いたいことを我慢していませんか?
・松下幸之助さんの言葉で、ステキな言葉があるので紹介します。「礼儀正しく、誠実に、相手を尊重するのであれば、言いたいことは言うべきだ」
おお!すごい。言いたいことは言うべきなのです。あとは言い方の問題です。例えば、こんな感じでしょうか。
礼儀正しく−「一点、お話したいことがあるのですが、お時間よろしいでしょうか」
誠実に−「包み隠さず、正直にお話します。逆に、気になることは何でも指摘してください。」
相手を尊重し−「いつもあなたの頑張りには感謝しております。その頑張りをさらに成果につなげるためには、このような考え方もあると思います。」
ここまで言える人は、確かに仕事ができそうです。
Q.「失敗」を深く考えていませんか?
・人はなぜ失敗するのかと考えて見ますと、「目標が高いから失敗する」ということになります。言い換えれば、困難なことにチャレンジしているからこそ失敗する。夢が大きいから失敗する。だから「失敗」でがっかりする必要などないのです。
Q. メールで顔文字を使ってますか?
・文章が苦手な型にお勧めしたいメールの書き方は、「要点プラスひとつ」です。たとえば、上司からの指示に返事をするとき「はい、了解しました。」と返すだけだと冷たい感じがします。そこで、「部長、うまくいったときには、焼肉でお願いします。」とつけるのです。思わず上司も微笑んでしまうようなひと言をつけるだけで、印象が変わります。
Q.本を全部読んでいませんか
・私のお勧めする本の読み方です。本を買ってきたら、頭からじっくり読むのはやめましょう。自分がハッと惹かれて手をとめたくなる箇所に出会うまで、バサバサとどんどんめくっていきましょう。、最後まで手が止まらずに終わってしまう本もありますが、それでもOK。時間を無駄にするよりはずっといい。とにかくバサバサめくるのです。そうすると、あっという間に一冊を読み終えることもあります。どうせ本を読んでも心に残るのはごくごく一部の言葉です。それを一番短時間で見つけることができたら、それほど効率的なことはありません。
Q.本を読みっ放しにしていませんか?
・私は、本を読みながら、気に入ったフレーズのところにポストイットを貼っていきます。そして読み終えると、その部分をパソコンに入力しデータベースに保存しています。この作業をしていると、入力しているうちに、頭の中で内容を整理できたりします。、そして読んだときよりも深く理解できるようになります。「ちょいデキ」仕事術は、自分の記憶力を信用しません。せっかく本を読んだのに、忘れてしまったらもったいない!
その他、「 大きな目標を立てていませんか?」、「 モチベーションを探していませんか?」などは身近でシンプルな回答ながら、なるほど〜!と思う。結構私のやっていることと共通点があるなあ…。おススメよ!
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