「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜愛と奇跡の物語…『こころのチキンスープ』

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このユニークなタイトル、聞いたことがあったのだが、本を読んでその内容の深さに驚いた。\(◎o◎)/!感動した!(T_T)もっと早く読めばよかったと悔やんだ。全米でベストセラーになっているのも分かる気がする。

著者の二人はセルフ・エスティームセミナー」を主催し、幅広い活動を通して人々に前向きな生き方を指導しているのだが、その講演の中での感動的なストーリーをまとめたもの。特に印象的な二つの話を紹介しよう。


『真実の愛』

作曲家メンデルスゾーンの祖父・モーゼの話。モーゼはお世辞にもハンサムでなく、背は低く、背中には醜いこぶがありました。そんな彼がフランティエという美しい娘に恋をしました。モーゼの醜い姿はフランティエをおびえさせるだけでした。しかしある日勇気をもって話しかけました。

フランティエ、あなたは、結婚とは神様がおきめになると信じますか?」

「ええ。あなたは信じているの?」

「もちろんです。天国では男の子が生まれると、大人になった時、どの女の子と結婚するか神様がお決めになるのです。私が生まれた時もそうでした。でも、私と結婚する女の子は、背中にこぶを持っていると神様がおっしゃったのです。それを聞いて、私はお願いをしました。『女の子がそんな姿になるのは、あまりにかわいそうです。どうか私の背中にこぶをおつけください。その女の子を美しい姿にしてください』と」

フランティエはモーゼと結婚し、彼を末永く愛し続けました。



『苦しみを超えて』 (ロイ・カムパネラ)

 大きなことを成し遂げるために力を与えてほしいと神に求めたのに、
 謙遜を学ぶようにと弱いものとされた。


 より偉大なことができるように健康を求めたのに、
 よりよいことができるようにと病気を戴いた。


 幸せになろうとして富を求めたのに、
 賢明であるようにと貧しさを授かった。


 世の人々の称賛を得ようとして成功を求めたのに、
 神を求め続けるようにと弱さを授かった。


 人生を享楽しようとあらゆるものを求めたのに、
 あらゆることを喜べるようにと命を授かった。


 求めたものは一つとして与えられなかったが、
 願いはすべて聞き届けられた。


 神の意に添わぬものであるにも拘わらず、
 心の中の言い表せない祈りはすべて叶えられた。


 私はあらゆる人の中で最も豊かに祝福されたのだ。 


その他、『理想の兄』、『小さな消防士』、『金の仏像』、『動物の学校』、『ゴールは3・3・3』、『DJ レス・ブラウン』、『二粒の種の話』、『こんな逸話を知っていますか?』、『25年前のラブレター』、『ロジャーのラケット』・『ほほ笑み』、『大丈夫、君ならできるよ』、『修業』…などもいいなあ…。座右の書になるかも。このシリーズはここでもたびたび紹介することになるだろうな。(^◇^)


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