- 作者: 野中英次
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/04
- メディア: コミック
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ギャグマンガは最近は読まなくなったけど、赤塚不二夫の『天才バカボン』、『もーれつア太郎』、『レッツラゴン』などは何回読んだか分からないくらい反復した。
さて、この本は笑えるよ〜!(^v^)絵のタッチは劇画風なんだけど内容はナンセンスなギャグ、そのギャップがオモシロい。会話も面白いしオチも効いている。腹を抱えて大笑いしたいときはオススメ。うぷぷっ!ページを開くとまた笑ってしまう!そのまま漫才につかえそうだなあ。その中で一番面白かった巻頭の漫画を紹介しよう。漫画を文章で紹介するってムズカシイなあ…。(^^ゞ
『証明』
西暦2980年オンラインンによるネット犯罪が深刻になっていた。当然のことながら銀行のキャッシュディスペンサーも厳重なセキュリティチェックが必要になったのだ。
『暗証番号30ケタを入力してください』 先月まで20ケタだったのに……また10ケタ増えたよ……。
『DNAおよび指紋チェックをしますので、モニターの上に手を置いてください』 ピッ!
『声紋チェックをしますので、ご自身の名前をおっしゃって下さい。』 …中川正……。
『DNA・指紋・声紋および暗証番号は、ご本人と一致いたしました』 …じゃさっそく2万5千円引き出してくれ
『残念ですが、、まだそれだけではアナタが中川正さんご本人であるという証明にはなりません』 …ちょっとまてよ!DNAまで一致してるんだから本人にきまってるだろ!?
『これからクイズに答えていただきます』 …クイズ?
『まず第一問…アナタはとても甘いものが好きですよね』 …うん…おれは甘いものには目がない……。
『それでは代表的な甘い和菓子を5つあげて下さい』 …え〜〜5つぅ!?え〜と…水ようかん…ういろう…くずきり…大福、えーとあとひとつ…。
『残り5秒です…4…3…』 …あ〜ちょっとまってくれ!あとひとつが出てこない!?…あ わかった!ふつーのようかん!
『…う〜ん 水ようかんと ちょっとかぶりますけど 大サービスで正解としましょう』 …!?単に2万5千円下ろしたいだけの中川の感動的な結末は…!?あとは本を読んでね。(^^♪うぷぷっ!ギャハハ〜!アホか!(^◇^) 笑う門には福来たる!