「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

CINEMA〜値札のついた命…『闇の子供たち』(阪本順治監督)


闇の子供たち   (財)日本ユニセフ協会推薦
阪本順治監督 出演:江口洋介宮崎あおい妻夫木聡佐藤浩市ほか
http://www.yami-kodomo.jp/


「月はどっちにでている」「血と骨で有名な梁石日の同名長編小説の映画化作品。主題歌はなんと桑田佳祐が担当。(^^)

タイトルから想像できるように…あまりにショッキングな内容と映像…。これはフィクションなのかノンフィクションなのか…。しかし、こういう内容だからこそ大人には見てほしい。よくこの映像撮ったね〜。(+_+)


舞台はタイ。そこでは闇のルートで、人身売買、少女少年買春、臓器密売など、罪のない幼い子供たちがドラッグ漬けにされ安易に金銭取引されている。それを追う日本の新聞記者とフリーカメラマン、ボランティア活動をしている現地NPO、日本からきた女性がいる。


そこでみた闇の世界とは…。売春宿では、外国人観光客を相手に、劣悪な環境で子供たちを監禁し客を取らせ、臓器売買の依頼があると健康な子供を提供し、エイズを発症した子は黒いゴミ袋に入れられて捨ててしまうという現実…。


そこに臓器移植をしなければ余命何か月という子供の心臓移植をタイで行おうとしている日本人家族の情報が入る。実は、臓器提供者の子供は生きたまま臓器を摘出されるというのだ…。その事実を暴き、傷つけられている「闇の子供たち」を救おうとすればするほど、残酷な現実が彼らの前に立ちはだかるのだった。そしてその意外な結末とは……。(ーー;)


ん…。辛い、キツイねえ…、考えさせられるねえ…。大変な問題だね。まずは現実を知り、直面することだよね。そして少しでも解決出来ればいいよね。

ウチ(SA)は、カンボジアの児童買春問題に取り組んでいる「かものはしプロジェクト」の活動や「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」に協賛しています。


NPO法人 かものはしプロジェクト
http://www.kamonohashi-project.net/index.php
世界の子どもにワクチンを 日本委員会 
http://www.jcv-jp.org/index.php