「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜週に8回やることも!?…『ボウリング場が、学校だった』

今は、一年に一度くらいだけど、大学時代はボウリングにハマった。週2,3回やってたかな?授業が休講になると近くの向ヶ丘遊園ボウルに行ったものだ。おかげでアベレージが130だったのが168まで行って、最高スコアが236。(^^♪ 今は下手になったね〜。ダメだな〜!


さて、『面接の達人』である著者・中谷彰宏氏は、「週に8回」ボウリング場に通い、各種大会にも参加するボウリングマニアでもあった。珍しいボウリングエッセイなんだけど、けっこう奥が深いよ…。ビジネスや人生にも通じるよ〜!


・例えば、1本のピンが残って、スペアを取りにいくとします。ココ一番の時に、いつも99%取れているスペアを取るのがいかに難しいか。仕事も同じ。実は簡単な仕事を任されたほうがムズカシイのです。


結果は必ずついてくる。ただし、少し遅れて。しかし練習をサボっている結果もすぐ出ない。たからコツコツ練習を続けていくことが大切なのです。


ボウリング場でデートすると男の度量がわかる。女性とデートする大原則は、ボウリングのスコアではなく、一緒に行った女性をいかに喜ばせるか。


マナーのいい人が上達する。フロントでありがとうございました。といえるかどうか。それは「練習させてもらってありがとうございました」という意識。声に出さなくても会釈して帰ること。マナーで差が出るのは、調子が悪いとき。調子が悪いときにマナーよくできるのがカッコいいのです。


・マイボールは、うまくなる前から持ったほうがうまくなる。マイボール、マイシューズを持つと、練習したくなる。


・私がボウリングを選んだのは、死ぬまでできるスポーツだから。体力や腕力、筋力ではなくメンタル力だけで勝負がつくから。


・アプローチで投げる時間が2秒、投げた瞬間からピンに当たるまでが2秒、合わせて4秒。それ以外の考えている時間が楽しい。座禅のようなもの。無我の境地といえば無我の境地で、集中してひとつのことを延々考え続ける。私にとってボウリングは武道なのです。


教え魔と師匠の違いは、長期的であるかどうか。教え魔はワンポイントで、自分の目についたことを言うだけ。「残る99個はできなくていい。そんなことは考えなくていいから、この1個をやろう」と言ってくれるのが師匠。100直したいことが見えていて、99は唇をかみしめて黙ることほどむずかしいことはない。


上級者ほど、教え魔にならない。上級者は聞かれたら教えます。聞かれないことは教えません。これは冷たいのではなく、愛情です。うるさい教え魔は間違いなく中級者です。キャディーさんにいちばん嫌われるゴルファーも中級者。


・坂内保友プロに教えていただいたのは、「いいことは覚えて、悪いことは忘れること、これに尽きる」。100のうち99は悪いこと。いいことは1個。そのいいことを覚えて、毎日蓄積していく。100日練習したら、そのいいことが100個たまります。


試合に、出続ける人が強くなる。試合は、調子がいいから出るものでもなければ、強くなってから出るものでない。出続けることが、強くなる秘訣。


つかんだことを言葉にする。言葉にすることで意味がでる。つかんだことは、抽象的なままにしないこと。「何かをつかんできたと思います」では抽象的でぼやけている。


勝負がついたとわかっても、勝負を投げないこと。勝負を投げると、投げグセがつく。勝負を投げたり、キレて雑になると、次の試合には影響が出る。甲子園で負けたチームは最後まで試合を見ません、帰って次の試合に向けて練習を始めます。完封負けしていても、9回裏に1点でも取ろうとする姿勢が、次の試合につながる1点になる。


レベルが高くなるほど、うまくなるほど、むずかしい。自分よりレベルの高い人は、自分の気づかないレベルの悩みを抱えている。


・大切なのはきちんとした投げ方です。ストライクは、悪い投げ方でも出せます。ストライクは取りにいくものではないです。いい投げ方をした結果がストライクなのです。仕事も同じです。この大原点に気づくと、仕事の仕方が変わります。内容の悪いストライクと、内容のいい9本のどちらを欲しがるかです。一生続けるなら内容のいい9本を取ること。内容の悪いストライクを取った人はそこで止まるし、尊敬もされない。


・ボウリングの世界で尊敬されるのは、スコアのいい人ではありません。長く続けている人です。それは人生でも同じなのです。


どう?深くない?あ〜!久しぶりにやりたくなっちゃったな〜!(^◇^)