「心のブレーキ」の外し方?仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー?
- 作者: 石井裕之
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2006/11/21
- メディア: 単行本
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本を読んだり、講演会に行ったり、セミナーに参加するとアクセルを踏むきっかけになるのだが、もしブレーキを踏んだままアクセルをふかしたらどうなるか!?きっと壊れてしまうだろう。
自信を持つことが大切なのは、誰だって知っている。問題は、『どうやって自信を持ったらいいか?』『どうしたらヤル気が出せるのか?』という具体的な方法論なのだ。そしてヤル気になることは簡単だけど、ヤル気を燃やし続けることは難しい…。
この本は、とても分かりやすく心のブレーキの外し方を解説している。現状を打破するヒントがつかめるかもしれない。そのツボとコツを紹介しよう。
・身体は急激な気温の変化から自分を守るために、できるだけ体温を一定に保とうとする。暑くなれば発汗して体温を下げようとするし、寒くなれば身体を振るわせて熱を出そうとする。それと同じように、潜在意識も、急激な環境の変化から自分を守るためにできるだけ現状を維持しようとする。
・同じ理屈で、貧乏な人の潜在意識はできるだけ、今の貧乏を維持しようとする。お金を稼ぐチャンスが訪れても、何となくそこから逃げてしまう。人生が思い通りに進まないのは、ほとんどの場合、この潜在意識の現状維持メカニズムが作用しているからだ。
〜ハア〜!!!そのとおりだね。だから分かっても、出来ないんだ!『繰り返し反復』の力ってスゴイね!
・最初の一歩にこそ、一番大きなエネルギーを必要とする。だからこそ、最初が肝心。
いつもより15分だけ早起きして、ゆったりと一日をスタートしたり、誰かと話すときも、最初の五分間は相手の話をよく聞くことに徹する。プレゼンなどのとき、話はじめは特にできるだけゆっくり丁寧に。
〜そのとおり。ゆとりと余裕が自分と相手のコンディションを良くしてくれる。
・気分が高揚したら、その感情を行動に変えること。感情は受動的な体験だが行動は能動的な体験だから腑に落ちる。
例えば、感謝の気持ちを小さなプレゼントを贈るという行動に変えてみる、これっていいアイデアだなあと思ったらすぐに7通りの活用例を考える、これっていい言葉だなあと思ったらすぐに会話の中で使ってみる、あの人はどうしているかなあと懐かしく思い出したら、すぐに電話してみる、失敗して反省したら、同じ失敗をしないための方法を七つ考える。お客様に会ったその日に、感謝のハガキを書いて送る…などなど。
〜『仕入れ』たら『加工』してみる、『インプット』したら『アウトプット』してみることなんだね。(^_-)-☆
・常に人生全般に心を配る
〜今まで全く興味のなかった分野の本を読んでみる、家族の写真を飾ってみる、仕事の区切りのたびに日帰りのプチ旅行をする、月に一度は、はじめての人と飲みに行く、人と会ったら、ひとこと必ずほめてあげる。
〜自分自身に幅が出来、器がでかくなるかもね。(^_-)-☆
・最初は演技だったハッタリが本物になる!
目標を実現した自分が言うのにふさわしい言葉をしゃべる、…自分が歩いているように堂々と歩く、…自分が行くにふさわしい店でランチを食べる。…自分で着るにふさわしいスーツを一着だけ買う。…自分が読むにふさわしい本を読む。…自分が会うのにふさわしい心をもった人たちと交流する。…自分がするであろうように、おおらかに人を許す。
〜そう!潜在意識は現実と理想の区別がつかない。『繰り返し反復』することによって反応レベルになるし、習慣になるよね。