DaiGoメンタリズム ~誰とでも心を通わせることができる7つの法則~
- 作者: メンタリスト DaiGo
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2011/09/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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さて、この本の著者は、一人者のDaigo。メンタリズムとは……科学、心理学、テクニックなどを用いて、霊能力や超能力と言われる超常現象を再現してみせるパフォーマンスの総称で、海外では日常用語にも使われている、ごく一般的な言葉なのです。メンタリストは、占い師と同じように人の心に入り込むことができます。いえ、逆に言うと、心に入り込むパフォーマンスができなければ、「メンタリスト」とは言えません。このメンタリズムを、ただ理解し使いこなすだけで、仕事でもプライベートでもありとあらゆる場面で、相手の心を理解し上手にコミュニケーションがとれるようになります。そして、ここぞというときには、相手の心を誘導し、思いのままに操ることするできるようになるでしょう。テレビをはじめとした各メディアで話題沸騰の日本一のメンタリスト・DaiGoによる人心掌握術。そのツボとコツを紹介しよう。
・超能力者には2種類のタイプしかいません。ひとつは、超能力として見せる技術をもった人々。もうひとつは、自分自分が超能力者だと信じて疑わない人々です。しかしメンタリズムの立ち位置から考えると、本当の意味での「超能力」は存在しないと言わざるをえません。なぜなら、実際はそこには理論があり、裏付けがあるからです。催眠や科学、心理学などの知識と技術をもってすれば、実現できない超能力はありません。
・7つのメンタリズム
1 第一の法則 限定状況を見立てる能力「場面把握」
2 第二の法則 心を通わせるための第一歩「観察」
3 第三の法則 視線から心を知る「アセンブリ」
4 第四の法則 相手の感情を動かす「条件付け」
5 第五の法則 フィーリングを構築する「マッチング」
6 第六の法則 相手を思い通りに動かす「マーキング」
7 第七の法則 実践的でより効果的な「話法」
・私が行う数字当てのパフォーマンスでは、よく、「1から10のなかで、好きな数字を思い浮かべて下さい」というような質問をします。「なか」ということで、たいてい素直な人は2から8(経験上なぜか「9」はまず選ばれません)の「なか」から数字を選びますし、相手にあまのじゃくな傾向が見られる人だと、かなりの確率で1から10を選んだりするものです。こうやってシチュエーションを限定することで、グッと心が読みやすくなるということはおわかりになったと思います。
・人は自分のことを話すのが大好きな動物なのです。多くの場合、人は他人に興味を持っていません。好きなのは自分であり、自分に興味を持ってくれる人に心を許し、友人や恋人へとなっていくものなのです。
・口元は、相手が今どういう気持ちなのか、非常に読みやすい部分です。目のように頻繁に大きく動くことが少ない分、観察しやすいということも利点のひとつです。
・本当は相手に訴えかけたい要点やイメージを、さまざまな形で相手に意識されないように強調し、相手の潜在意識に働きかける方法、それが「マーキング」です。強調する「マーキング」の方法で最も簡単なのが、話し方を調整する方法です。ある文章の中で、相手に伝えたいイメージの部分だけ強調させるために変化をつける。これが「アナログマーキング」という手法です。
その他、「状況を削り出し場面を読み取る」、「メンタリズムはまずは観察ありき」、「三種類の笑顔」、「相手の心理を操るアセンブリコントロール」、「初対面の相手には早口で話す」、「相手の返事を自在に操る「イエスセット」」、「ビデオトーク」、「誘い水の話法」、「要求は多いほど受け入れやすい!?」…など。
営業、セールス、社内調整、恋愛、友達づきあいなど、使えるよー!オススメです。(^J^)