「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜心が細胞をコントロールする!…『思考のすごい力』

あけまして お「芽」でとうございます。今年も恒例のテレビ東京東急ジルベスターコンサートで「ジュピター」のカウントダウンで新年を迎えました。2010年も365個の「感動の仕入れ!」をアウトプットしていきます。
よろしくお願い申し上げます。<(_ _)> (写真はウチのマンションからの初日の出)

「思考」のすごい力

「思考」のすごい力

さて、今日、元日に取り上げるのは、タイトル通り「すごい本」だった〜!(・。・)


ナント我々が生まれ持っている遺伝子やホルモン、神経伝達物質が細胞をコントロールしているのではなく、環境や心や信念が細胞や身体をコントロールしているという説を現役の細胞生物学者が科学的にそれを証明したのだ!(・。・)
量子物理学を交えた最新の研究も紹介しているが、わかりやすくたとえ話も多用しているのだ。そのエッセンスを紹介しよう。


生命は、遺伝子に支配されていない。遺伝子は分子で出来た単なる「設計図」に過ぎない。ならば環境は、「建設業者」にあたる。わたしたちは遺伝子の犠牲者ではなく、運命の支配者である。わたしたちは、平和で、幸せで、幸せや愛情のあふれる人生をつくりだすことができるのだ。


・遺伝子として受け渡されるDNAの青写真は、誕生のときにはまだ確定していないらしい。遺伝子は運命の女神などではないのだ!環境による影響、たとえば栄養分やストレスなどの感情が、基本的な青写真に手を加えることはないにしても、遺伝子を変化させることがある。さらにそういった変化は、DNAの青写真が二重らせんによって次世代に受け渡されるのと同様に、確実に世代を超えて受け渡されていくという。


・DNAが生物をコントロールするのではない。核は細胞の脳ではない。わたしたち誰もがそうであるように、細胞は生活している環境に合わせて形を変える。つまり「環境こそが問題」なのだ!


肯定的に考えさえすれば身体の治療ができる、というのは間違いだ。身体や人生をコントロールするには、ただ単に「肯定的に考える」だででは十分ではない。健康で幸せに暮らしていくために大事なのは、心のエネルギーの方向を切り替えて、活力を生み出す肯定的思考に向かうようにすること、かつエネルギーを浪費し消耗を誘うばかり、常につきまとう否定的な考えを排除することである。


・肯定的思考の失敗者が見落としているのは、「意識」と「潜在意識」という心の区分けが、実は密接に関係しあっているということだ。潜在意識は頑固なまでに習慣を変えない。神経学的な処理能力について言えば、潜在意識は意識よりも数百万倍も強力である


・心は脳を使って「感情をつくる化学物質」を生成し、環境シグナルを出発点とする反応系より優先的に情報を伝えることもできる。つまり、意識を正しく用いれば、病気の身体を健康にすることもできるし、逆に、潜在意識が情動を適切にコントロールできなければ、健康な身体であっても病気になってしまう。

・「パブロフの犬」のように、条件づけされた行動は、極度に複雑なものであっても、「頭を使わずに」できる。条件づけ行われる過程では、誘発刺激と行動反応とをお結び付けるニューロンの経路ができ、反復をたやすくする。確立された情報経路とは、すなわち「習慣」である。


「プラシーボ(偽薬)効果」のことを「信念効果」と呼びたい。信念というものは正確・不正確を問わず、わたしたちの行動や身体に影響を与えるのだ。外科手術でもぜんそくパーキンソン病うつ病治療でもプラシーボ効果が大活躍している。これこそ、身体/心には治癒能力が備わっていることを示す驚くべき証拠である。


・もしも肯定的思考でうつ病や膝の痛みが治るならば、否定的な思考はいったいどんな影響を人生に与えているのだろうか?プラシーボ効果とは逆に、否定的思考によって健康を損なうこともある。これを「ノーシーボ」効果と呼ばれる。
ヘンリー・フォードいわく、「できると信じても、できないと信じても、…いずれにせよ、現実は信じたとおりになる」
生命の秘密は秘密でもなんでもない。一千年以上も前から、ブッダやキリストのような導師がわたしたちに語りかけていることだ。現代では、科学も同じ方向に向かっている。人生をコントロールしているのは遺伝子ではなく、思考である。…ほんのちょっとした思考が鍵なのだ!


マハトマ・ガンジーの言葉

信念が変われば 思考も変わる  思考が変われば 言葉も変わる
言葉が変われば 行動も変わる  行動が変われば 習慣が変わる
習慣が変われば 人格も変わる  人格が変われば 運命も変わる


根拠のない不安は捨ててしまうこと。不必要な恐怖や限界を定めてしまう思考を、あなたの子供の潜在意識に埋め込まないように、気をつけること。何よりも大事なのは、遺伝子決定主義による運命論的メッセージを受け入れないこと。あなたは遺伝子に縛られた存在ではないのだから。


ん〜!スゴイ!(・。・) 「思考のすごい力」とかけて、2010年元旦ととく。そのココロは?「新年!(信念)」


やっぱり「くり返し反復」にして新しい習慣を身につければ人間は変われるんだね〜!この本は多くの人を勇気づけられるだろう!科学と精神世界の融合についても書かれてあるし!チョー面白い!おススメです!(^−^)