「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜男前豆腐店ストーリー…『風に吹かれて豆腐屋ジョニー』

風に吹かれて豆腐屋ジョニー (セオリーBOOKS)

風に吹かれて豆腐屋ジョニー (セオリーBOOKS)

スーパーやコンビニに行くと、インパクトのあるファンキーな豆腐が人気を呼んでいることを知っている読者も多いだろう。そう、風に吹かれて豆腐屋ジョニーだ。(^◇^)


豆腐業界に彗星のごとく現れた、男前豆腐店ジョニーこと伊藤信吾社長。素材に徹底的にこだわり、美味しいのは当たり前、そしてその強烈な個性とその知られざるストーリーとは?この本の中には、21世紀の新しいビジネスモデルがある。そのツボとコツを紹介しよう。
あ〜食べたくなってきた〜!Are you ジョニる tonight ?


グッとくるぜ−そういう評価が最高です。男前豆腐店のキャッチコピーは『本物の男前は、あなたを裏切ったりしない』。目隠しして何十種類の豆腐を試食したとしても、必ず選んでいただけるような本物の味を作る。うちの看板商品風に吹かれて豆腐屋ジョニー男前豆腐は、通常の三倍は手間をかけて作ってます
絶対の自信を出せる味を作ったうえで、その苦労はあえて語らず、完全にハズしまくったパッケージで笑わせる・中身と外見にギャップがある。これが男前だと思っています。
だから『以外においしいじゃん』って反応でいいんです。そういう部分ではお客さんを裏切っていきたい。


なぜそんなに大豆にこだわるのか。一言でいえば、ほかの豆腐屋がどこも追いかけてない世界だからです。僕はいつもマーケッティング・ベースで考えるから、どうやれば差別化できるかと発想する。スキマを狙ってやろうと。


自分が納得するまで妥協しないから、僕は本当にウザイんですよ。『もう十分じゃないですか』といわれても、何回でも何回でもやり直すし。最近、『UFO』がキーワードになっているんです。ウザイ、不愉快、男前豆腐店でもみんなで相談って世界からは、いいものは生まれないという確信がある。
音楽でいえば、作詞作曲の世界を組織化することは出来ませんよね。やっぱりクリエイティブなところは個人作業でないと無理な部分がある。


・銀行で受付の女性に男前豆腐店さま!』と呼ばれたときの恥ずかしさっていいなあと。そこで僕みないな男前でもなんでもないのが、ノコノコ出てったりすると、その絵がおかしい。バリバリ日本人顔の僕がジョニーを名乗るようになったのも、そこらへんを狙ってるんですよね。ギャップが絵になる。


・ウチのホームページは豆腐店としてはかなり斬新なつくりになっていて、05年に文化庁メディア審査委員会推薦作品に選ばれました。オサム、タモツ、お嬢といった架空の架空のキャラクターを作ったりしたんです。直接、お客さんに発信できる場なんだからとにかく、新しいことをやろうと。


・僕が単価の高い豆腐を売り始めたのが2000年。当時は『バカだな。売れるわけないだろう』と笑われました。ただ、誤解しないで下さい。『単価の高い豆腐』というのは、いい大豆を使って手間隙かけて作り、十分満足できる味が出来たから、結果的に通常より高くなってしまった豆腐という意味です。


・豆の世界って奥深くて、やればやるほど発見がある。例えばコメだととれたばかりの新米が喜ばれますよね。でも新しい大豆はまだ元気が良すぎて豆腐にすると味が出なかったりする。少し古いほうがいいんですね。世界中の豆で豆腐を作ってみたいんですよ。なにも大豆に限らない。豆ならどんなものでも試してみたい。


・今や100円ショップへ行けばなんでも100円で買える。それと競争していくには、ものの背景に世界観がなきゃいけないと思うんです。それがなきゃものは売れない時代だと思う。
豆腐だってストーリーが欲しい。ただ、僕はどんな大豆やにがりを使っているとかいうのは、あんまり宣伝しようとは思わない。むしろ、『俺たちはこういうのが格好いいと思ってんだぜ!』という世界観のほうを発信していきたい。


なるほど〜!( ..)φメモメモ やっぱりキーワードは、『想像の外側』『ギャップに惹きつけられる』『映像とストーリー』だね。ウチ(SA)のプログラム通りだね。
Are you ジョニる tonight ?


男前豆腐店
http://www.otokomae.jp/index_jpn.html