「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜仕事10割!遊び10割!…『志村流 遊び術』

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志村流 遊び術

志村流 遊び術

昨日に引き続き、志村けんの本。この二冊はセットで読むといいね。(^^♪
やっぱり志村けんって大人だね、キレイな遊び方をするね、女性にモテモテだろうね。彼の違った側面を見て改めてまたファンになっちゃいました。(●^o^●)例え話が多いから、すぐ使えるよ〜!


「仕事」が塩だとすると「遊び」は水かもしれない。しょっぱい食べ物、例えば、辛子明太子をたくさん食べると喉が渇く。すると本能的に水が欲しくなる。それいと同じように、「仕事」という塩をやたらととった後は、「遊び」というそれを水でそれを薄めるように出来ているとオレは思う。


遊びには余裕の意味もある。ハンドルの遊び、遊び金、遊ばせている土地、遊んでいる人、遊び心、つまり余裕、ゆとり、幅、余地、といったことを示してる。車もしかり。適度なアソビがあって初めて機能するんじゃないかと考える。アソビのないハンドルを持った車で走るということは、絶えず緊張感を強いられる。


・仕事に悩んだときにどうするか?ネタに詰まったときにどうするか?というとオレの場合は、とにかく原点に戻るということに尽きる。映画ならチャップリン、音楽ならビートルズ。自分自身にとっての規範、そこに帰ることでなぜか不思議な力をもらったような気がしてくる。


・オレの場合、人付き合いと同様に一度、「これ!」と決めたものは、長いこと付き合う。めったやたらに他のものに気を移さないタチ。遊ぶ場所もずっと変わらないのはそんな生活だから。毎晩飲んだり食べたりしている場所は麻布十番。ほとんど毎晩麻布十番で飲んでいる。


遊ぶ金に汚い人とは一緒に遊びたくない。遊びは人間同士の絆を深め合うコミュニケーションだ、とオレは思っている。ところが、最後の〆の時、スパッと気持ちよく支払えないばかりに、せっかくの交流が逆効果になってしまいかねない。飲み食いの支払いに汚い人が大物になったという話はあまり聞いたことがない。


・味噌汁で人間を考えてみる。味噌は「性格」、具は「教養や知識、見識、趣味」そして水は「若さ」だ。十代の味噌汁は、まだ煮る時間が短いからダシが十分出ていないし、具は生煮えだ。味も全体的に薄めで風味もあまりない。これが、歳を重ねた味噌汁になると全体に煮詰まってくる。つまり、若さという水が消え去ると、性格や人柄がくっきりと浮き彫りになってモロに顔にすべてが出てしうということ。
理想の味噌汁は、そもそも最初の段階で、良い味と品質の味噌(性格)を使ってあることだ。次に、キッチリとした一本芯が通ったダシ(環境)がひいてある。そして煮詰まっても煮崩れしない、さまざまなしっかりとした具(教養や知識、見識、趣味)が入っている。付け加えるとすれば、煮詰まるほどに味わい深くなる具だ。だからこそ最初から手間隙かけて作らないといけない。


・家に帰ってから必ず一杯の「おつかれさんの酒」を自分自身に対して作る。どんなに酔っ払っていても必ず芋焼酎で〆の一杯は欠かせない。一日の時間の中で、何かしら簡単な儀式を作ってみることで平凡な日常の中に緊張感が生まれ、気持ちが引き締まる。自分にケジメをつけると一日にメリハリもつけられるんじゃないかな。


私は、家に帰るとまずギターだな…。ギターに触れているだけで疲れが取れ、いやなことも忘れ充電される。そして歌ったりなんかしたらもう最高!ましてや聴いてくれる人がいたら夢気分!やっぱり根っからのミュージシャンだね。(^^♪

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志村流 遊び術

志村流 遊び術