知らなかった! 驚いた! 日本全国「県境」の謎 (じっぴコンパクト)
ずっと昔から不思議に思っていたのは都道府県や地理のコト。なんで北海道だけが『道』なの?なぜ大阪と京都は『府』なの?昔、新潟に『柏崎県』があった!?東京には『日本橋区』『浅草区』があった?
そんな日本の地理の雑学をまとめたのが、浅井建爾氏のこの本!面白すぎて一気に読んでしまった!
明治維新から140年を経たいまでも、全国47都道府県のうち、およそ半数の23都県に「県境未定地」があるなんて、信じられる?その中で最も面白かったエッセンスを紹介しよう。
・神奈川県の横浜市は、江戸末期に港町神奈川の外れにある横浜村という小さな漁村が、開港場に指定されてから急速に発展した都市。兵庫県の神戸市も、港町兵庫の外れにある神戸村に開港場が設置されてから発展した。、だから、横浜に神奈川区があり、神戸に兵庫区があるのだ。へえ〜。( ..)φメモメモ
・1968年(慶応4年)7月に成立した東京府の面積は、現東京23区の20%にあたる狭い範囲だった。東京府に隣接する地域は武蔵県と呼ばれ、翌年には小菅県、品川県、大宮県に分割された。そして廃藩置県後の1871年(明治4年)に現東京23区の範囲が東京府になった。そして1878年には伊豆諸島が静岡県から東京府に編入され1893年に三多摩地区が神奈川県から切り離され東京府に編入。
1989年には、麹町、神田、日本橋、京橋、芝、麻布、赤坂、四谷、牛込、小石川、本郷、下谷、浅草、本所、深川の十五区を行政区域とする東京市が誕生。
1932年隣接する郡部が編入し東京市が35区に。そして1943年(昭和18年)に都政が敷かれて東京市が東京都に。それから戦後1947年(昭和22年)35区が22区になり、同年8月練馬区が板橋区から分区して23の特別区になった。ハア〜!( ..)φメモメモ
・なぜ伊豆諸島は東京都に編入されたのか?
・なぜ箱根の芦ノ湖の水の水利権は、神奈川県ではなく静岡県にあるのか?
・四国には愛媛と高知の二県しかない時代があった!?
・奈良県が地図から消えた?
・石川県は人口日本一の大県だった?
・北海道にもあった「青森県津軽郡」! …などなど。どう?面白そうでしょ?(^◇^)
世の中が変わると共に、地名も変わっていったんだね…。雑学のネタにもなるよ!