- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09/07
- メディア: 文庫
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高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が24時間=朝の8時から翌朝の8時まで80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。この高校には、修学旅行もない。夜中に数時間の仮眠を挟んで、前半が団体歩行、後半が自由歩行と決められていた。自由歩行は、中の良いものどうしで語らいながら、高校時代の思い出の思い出作りに励むのが通例である。誰と一緒に歩くかは、ほとんどの生徒が事前に決めているのだ。
主人公の甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた…。それは…。
いや〜!昔を思い出したね〜!高校の青春時代を。(^^♪ …といいながら、私の高校時代のことはあまり覚えていないんだよね…。フォークソング部に入り、音楽、音楽、音楽だらけ。私の高校は、女生徒が2割しかいない学校で、男子クラスというのが半分以上占めていたため、女の子と付き合うこともなく、ロマンスもなく、もてることもなく、好きな女の子に告白する勇気もなく、ただただ、ギターを弾いて歌い続けた経験しかない…。あちゃー(^_^;)
胸がキュンとなるよ…。この本は。映画も見てみたいなあ…。