「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「嘉門達夫の中学生日記 いつでも思春期」(嘉門達夫)

f:id:lp6ac4:20200526053438j:plain

嘉門達夫の中学生日記―いつでも思春期

嘉門達夫の中学生日記―いつでも思春期

  • 作者:嘉門 達夫
  • 発売日: 1999/06/01
  • メディア: 単行本
 

ワタシの「時事ネタ」の師匠あのねのね嘉門達夫。この2人にどれだけ影響を受けたか分からない。笑いのツボが同じ。そーそー!あるある!えっ、そうきたかー!と思わせる歌詞に共感するのだ!

 

さてこの本。「中学時代は人生を左右するんや!「オンリーワン」である自分を究めることの大切さを、自身の中学時代のエピソードを交えて綴った嘉門流「オリジナルな青春」のすすめ。『毎日中学生新聞』の連載をまとめる」そのエッセンスを紹介しよう。
 
・読者の中高生にメッセージというと「自分が好きで得意なモノを見つけて、ハツラツと輝いている瞬間を探して見つかるように頑張ってください。そして、できれば、そのことに一生携わって生きていければ、楽しい人生になると思います。」案外、この自分が好きで得意なこと、というのを見つけるのが難しいのです。
 
・オレにとって「テニスは違うな」と分かったから、今度は独学でギターを始めてみた。これが面白い。そのうち自分で曲を作り出したりすると、本当に時間を忘れて没頭できる。左手の指先がものすごく痛くなったりするんだけど痛さよりももギターを弾く楽しさの方が勝ってたんだよね。
 
・「体育祭小ばなし!この鯛腐ってるで!鯛臭い、タイクサイ体育祭!バンザーイ!」
 
「卒業式小ばなし。『先生、僕どうしても神戸大学に行きたいんですけど……』『そううかそれやったら阪急電車の六甲の駅で降りたら行けるぞ』」『この方の高校生活の思い出は……授業をサボってパチンコに行ったこと。キミ、それはイカンガナ!
 
 
嘉門達夫にとっての「替え唄」とういのは、いわばケーキ屋さんにおけるその店の人気商品のシュークリームなのだ、と。お客さんからすると店頭にそのシュークリームが並んでいないと納得いかないだろう。わざわざ遠くから買い求めに来る人もいるだろう。なければガッカリするだろう。それを作らせたら、独自の製法、味付けがウケてるワケだし。これからも、その時代時代のヒット曲を僕なりに解釈して表現していこうかと思った。替え唄に関しては「思いつく」という発想はほとんどなく、机に向かってひたすら方程式を解くようにひねり出すといった感じだ。
 
「くつ下」は靴の下にはない、本当は「くつなか」と言うべき「筆箱」も「シャーペン箱」、「レコード屋」は「CD屋」、絵はがき」も「写真はがき」カップ焼きそば」は「カップ蒸らしそば」、「ひざまくら」は「ももまくら」、「口が避けてもしゃべらない」は「口が避けたらしゃべれない」だね。
 
・僕は音楽活動の基本方針として、いつもジェットコースターのようなモノを作りたいと思っている。それなりのストーリー性、起承転結があって、見る者、聴く者を夢中にさせて終わった瞬間「あー面白かった。もう一回聴きたいな」と思ってもらえるような曲作り。ジェットコースターは師匠のようなものかもしれない。

 

……同じだ!ワタシの「時事ネタ」「流し」もシュークリームのようなもの。これを歌わないとホンチャンのオリジナルの歌までたどり着けないよね。聞いてもらえないよね(笑)やっぱり嘉門さん、いいなー!オススメです!♪(・∀・)

 

f:id:lp6ac4:20200526053438j:plain

嘉門達夫の中学生日記―いつでも思春期

嘉門達夫の中学生日記―いつでも思春期

  • 作者:嘉門 達夫
  • 発売日: 1999/06/01
  • メディア: 単行本