プロジェクトX 挑戦者たち 第VIII期 われら茨の道を行く ~国産乗用車・攻防戦~ [DVD]
- 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
- 発売日: 2005/05/27
- メディア: DVD
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軍用トラックが故障で売れず、銀行に融資を止められ、給料が払えずに、6000人のストライキが起き、数千人の大リストラの責任をとり、創業社長は辞任に追い込まれたのだ。
…命運を託されたのは、叩き上げの主任、中村健也、国産乗用車の開発に打って出た。部品総数2万点、しかし、バネは折れ、クルマはズタズタ…。(T_T)
国は言った、『日本には乗用車など造れない。3歳児がオリンピックに出るようなものだ』
そこにアメリカから誘いの手が伸びた、うちの車を造らないか?その時リーダーは茨の道を決断した。これは自動車王国日本誕生の壮絶な物語である…。
という田口トモロヲの冒頭のナレーション。いや〜、スゴイね〜!あのトヨタにこんな時代があったとはね〜オドロキだ!そしてトヨタを代表する車、クラウン開発主査の中村健也氏のこの言葉がいい。
『開発は先の見えない夜行列車のようなもの。先は見えなくても度胸で走り続けろ!』
国産は無理だといわれた時の、アメリカから、ウチの車を作らないか?…クウ〜!(>_<)、悪魔のささやきかもしれない…。これで妥協していたら、今日のトヨタはないよね。(^^♪
クラウンは、昭和30年1月完成。翌年、朝日新聞からロンドン〜東京をクラウンで走りきる企画が持ち上がり、無事に完走することによって、本格的な国産乗用車として人気を博す。それだけではなく、中村氏は、世界初のハイブリット車=プリウスの開発まで担当するのだ。
何事も一朝一夕にはできないんだね〜。先人たちの汗と涙に感謝!<(_ _)>