人生を掃除する人しない人 達人二人、目からウロコの超実践哲学
- 作者: 桜井章一,鍵山秀三郎
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2005/03/11
- メディア: 単行本
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『掃除道』を追求し、掃除を通じて人の心を磨き、暴走族をも更正させる「日本を美しくする会」相談役そして、イエローハットの創業者で現相談役・鍵山秀三郎氏。
そして、麻雀プロの「代打ち」として超絶的な強さを誇り、「雀鬼」の異名をとり、「雀鬼会」という道場の主宰、20年間無敗の桜井章一氏。
この意外な組み合わせの二人の対談集というか書簡集である。鍵山さんは、7年ほど前に講演会でお会いして名刺交換をさせていただいた。驚いたのは、ものすごく謙虚で腰の低い方だった。そして私がお礼のハガキを書いたのだが、ほぼ同時に手書きのハガキが鍵山さんから、届いてびっくりした。ひょえ〜!(>_<)あれほど、忙しくて、社会的立場もある人が…。やっぱり、この人は本物だ!と思った。彼の掃除に対してのこだわり、人生観が胸に響く。ズキーン!(>_<)
そして、桜井章一氏。私はギャンブルはまったく経験がなく、ダメで、当然麻雀も知らないし、彼のことも知らなかったが、なぜか桜井氏には心惹かれたのだ。
特に印象的だったのが桜井氏が自分の娘に語った次の言葉だ。桜井氏が好きになった。
『麻雀屋の道場をやっててごめんね。小さいときお父さんの仕事が銀行員とか一流会社の社員だったら、それだけでお前は恥ずかしくなかったのかもしれないね。でもお父さんがこの道を選んだのは、この道が汚かったからなんだよ。汚かったら誰かがやらなきゃいけないというのが、お父さんの生き方なんだよ』
以前私が保険会社に転職するときにも同じ思いを感じたものだ。イメージが良くないからこそ、俺がそれを変えてやる!そして日本の保険業界を、金融業界を変えていくんだ!
と大いなる志を持っていた。そして保険業界を卒業した今は、教育という分野で、コミュニケーションを通じて人々の人生に違いを創り出すという志に変ったが、熱い想いは変わっていない。
…それ以前に…少しは、自分の部屋…掃除しよう…。まずはここからだね…。(~_~;)