「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「いい加減な日本語」(堤良一)

 

「いい加減」が好きだ。「いい加減」=「良い加減」だよね。私の故郷の新潟の松之山では、「いやんべだ」=「いい塩梅だ」のことだ。この日本語の曖昧さが、いい加減さが、いいよね。(^^)

 

ことばのおもしろさを伝える一冊。本書ではフィラー、 指示詞を主なテーマとする。あってもなくてもよさそうな「えーっと」「あのー」などのフ ィラーにきっちりとした役割があることや、指示詞(こそあ)は案外「いい加減」なもので あることを見る。 きっちりとしていると思えばいい加減、いい加減と思えばきっちり。ルールで自分たちをが んじがらめにしたがり、一方でラクにしたい。そんな人間の複雑さをことばが見事に反映し ている」そのエッセンスを紹介しよう。

 

コトバは生きてるよね。変化するよね。まー、オモシロイわー!(笑)オススメです。(^^)