「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「モーツァルトの目玉焼き」(小田晋)

タイトルがいいねえ。( ・∀・)イイ!! 惹きつけられるねえ〜!♪思わず手にとっちゃいましたー!♪

「権力者や芸術家、学者など歴史をつくった人の食の話題を中心に、心の健康と食べることの関係を考えながら、精神保健に役立つ心身症予防の食事法と生き方について述べる」そのエッセンスを紹介しよう。


「人は、その食べるところのものである」というのは、ドイツの哲学者フォイエルバッハの台詞である。何を食べ、何を味わうかは、人生のそれこそ味わい“を決めるのである。人間と文化と歴史をめぐる「食べることの話題」を、できるだけ気楽に、散歩するようなつもりで書いたのがこの本である。

 
宮沢賢治の驚くべき“ベジタリアン”ぶり】
 
・ご承知のごとくビヂタリアンといふのは、動物質のものを食べないという考のものの団結であり、日本では菜食主義者と訳するけれども、主義者といふよりは、むしろ菜食信者といふ方が、よく実際に適っているゐると思はれる。その中にはいろいろ派があるやうであるが、同情派と予防派の二つになるらしい。同情派といふのは、恰度(ちょうど)仏教の中でのやうに、あらゆる動物はみな生命を惜むこと、我々と少しも変りはない。
 
実弟の宮澤清六氏「兄は食事のときなどに、自分の家で家族で一緒に食べるのに、いつも恥ずかしがって恐縮しながら食べたもので、物を噛むにしても、なるべく音をしないようにしていたのでありました」「身を殺して仁を為す」といった生き方を結びついているのである。

 
【目玉焼きに狂喜したモーツァルト
 
彼はオペラの興行師の邸宅に食事に呼ばれると、いつも卵が六つ並んでいる目玉焼きを所望した。故に四つ以上の黄身が並ぶ卵料理モーツァルト風」と称するのである。
 
 
へー!!!φ(..)メモメモ 週末はモーツァルト風」にしようかな!♪ オススメです。(・∀・)