「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「もう一度、投げたかった 炎のストッパー 津田恒美 最後の闘い」(大和義明 大古滋久)

 
野球ファンのワタシ。数々の名選手を観てきた中で若くして亡くなった名選手が何人もいるが、現役で亡くなった選手は少ない。その中でも忘れられないのが、炎のストッパーと言われた広島カープ津田恒美だ!
 
私たちは彼を「神」だと思っていた。守護神という名の。だが素顔の彼はどこまでも心やさしい「仏」であった。気弱な己れを励まして、直球真っ向勝負の炎のストッパーに仕上げた男は、炎のように自分を燃やし尽くした。短い命と引きかえに。ファンたちにあんなにもたくさんの夢を見させてくれた津田恒美よ本当に、ありがとう」その中の代表的な証言を紹介しよう。

 

達川光男(元広島カープ捕手・現広島カープ監督)
 
「津田ーっ、一生懸命投げんかーっ。なんしょんなーっ。しっかり投げェ」言うたわけです。すると「一生懸命投げてますよ!一生懸命投げんピッチャーどこにおるんですか」と津田は言いました。
 
 
「あれだけ正々堂々と真っ向から投げてくるピッチャーはいない。手元にきてボールがウワーンと大きく見えた」
 
 
「津田(の投球)は、クレージーだ。
 
 
「どんなに監督やコーチに怒鳴られても、どんなに観客に野次られても、やっぱり野球がやりたいよ」
 
 
「もう一度観たかったよ」。津田、すごかったなー!野球ファン必読っ!オススメです。(・∀・)