「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「47都道府県の歴史と地理がわかる事典」(伊藤賀一)

ひょんなことから福岡にしばし滞在中。出張では10回くらい来たことがあったけど、住んでみるといろいろと見えてくるところがある。めちゃ住みやすいっ!!!全国47都道府県中、46の県に行ったけど、ナンバーワンかもね!?(・∀・)

 

さてこの本。いいよー!オモシロイよー!楽しいよー!♪

「現在の都道府県制度ができたのは、1947年に施行された地方自治法。だが、日本の地方行政区分の歴史は1300年以上前までさかのぼる。変化に富んだ地形と気候、国vs.地方、地方vs.地方のしのぎを削る勢力争い、そのなかで育まれた個性豊かな産業、文化、人々の暮らし――都道府県は、存在そのものが日本人の心のよりどころだ。各都道府県の歴史・地理をコンパクトながら深掘り解説、全都道府県に足を運んで集めた「鉄板ネタ」「地雷ネタ」まで盛り込んだ、読んで楽しく役に立つ画期的な事典」。中でも、ワタシの生まれた新潟と第二の故郷、神奈川と福岡を紹介しよう。

 

・日本の地方行政区分の始まりは、1300年以上前の飛鳥時代にまでさかのぼるのですが、当時からの地名や土地柄は、「過去の遺物」としてでなく「生きた歴史」として、現在の都道府県へと受け継がれています。そんなことを思う時、強く感じるのは都道府県は日本の宝だ」「日本の地方には、まだまだ凄い力がある」ということです。
 
・私はこれまで、47都道府県すべてを訪れ、全国各地で20位以上の職種を体験してきました。その経験をもとに、47都道府県の歴史・地形・気候・産業・文化など教科書に出てくる内容から、出身有名人・最近のご当地ネタなど教科書には出てこな内容まで、すべて盛り込んだのがこの一冊です。
 
 
【神奈川県 人口918万人、全国2位】
 
2006人に大阪府を抜き、人口全国2位となった。横浜・川崎・相模原と3つの政令指定都市をもつ唯一の都道府県。相模川などで獲れるアユは漁獲量が全国1位。
神の宿る(=神奈備)地として、古来「神奈河」と呼ばれ、江戸時代には東海道の宿駅(宿場町)「神奈川」が置かれた。開国時に神奈川奉行所が置かれたこともあり、のちに県名となった。東京に対し全く気後れしない唯一の県(あ、京都も…)。特に横浜市民(ハマっ子・娘)や横須賀市民(スカッ子・娘)、あとは東急沿線の川崎市民。
 
 
新潟県 人口225万人。面積全国5位】
 
冬に日本海から吹く湿った北西の季節風越後山脈にぶつかり、大雪を降らせる。特に内陸の山間部は世界屈指の豪雪地帯。信号機も、雪が積もりにくいように縦型が主流。上越市の金谷山スキー場は日本のスキー発祥の地で、1911年、オーストリアの陸軍軍人レルヒ少佐が伝えた。コシヒカリで有名な米の生産は全国1位。古来、「新方」「ニイカタ」と呼ばれ、幕末に欧米相手の開港場に指定された港町の名か。他にも信濃川河口の中洲の間に新しくできた「潟」にちなむなど諸説あり。
 
 
【福岡県 人口511万人、福岡市153万人全国5位】
 
タケノコ生産量は全国1位。「あまおう」などイチゴやキウイフルーツは2位。天神・中洲・長浜の夜を彩る屋台の数は全国一。バナナの叩き売り発祥の地は門司。門司港レトロ地区はいい雰囲気。インスタント麺は当然ハウス食品うまかっちゃん。個人的にスーパーで普通に売ってる黒棒が幼少時から好き。初代藩主の黒田長政が、黒田家に縁のある備前国岡山県)の福岡という地名を城や藩の名前としたことから。他に、築城された場所が「福崎の丘」の上だったという説も。イチゴ「あまおう」は「あかい・まるい・おおきい・うまい」が語源。

 

これ、一気に読んじゃうけど、じっくり手元においておきたいね。超オススメです。(・∀・)♪