年間約400冊の本を読んで20数年。頭の中でさまざまな経験と体験と情報を得ているが、ときどき読みすすめるのに気が引ける本が存在する。この本もそうだ。……読んでいて、気持ちが悪くなってきた。(汗)こんなことがあって良いのか!?タイトル以上にコワイ話だった……。
・私は「その話」を最初に聞いたとき、信じることができなかった。医師という立場上、精神医学の問題に関しては、すさまじい被害報告にも非現実的な出来事にも数多く接してきた。そんな私でも「その話」を最初は信じることができなかった。それほどまでにこの問題は闇と非道に満ちている。この問題の恐ろしさにくらべたら、世間で行われている詐欺などの犯罪行為のほうが目的や動機がはっきりしている分、むしろすがすがしく思えてくるほどである。
「ケツバットだけで5年間、完全隔離」「病院が虐待通報したGちゃんのケース」「いたずらで両親の悪口を言ったHちゃんとI君姉弟」「虐待相談件数のダマされるな」「現金を受取り、子どもを解放した児相長」「児童相談所の4つの問題点」「児童相談所が虐待している!」「子どもは今日も、クスリ漬け」「コロンタイの家族解体論」など。
このようなテーマの本が複数出ているということは事実なんだろうね……怖い、怖すぎる……でも目を逸らしてはいけない!オススメです。(・。・)