以前、感動した本をあらためて読み直してみると、新たな感動に出会うことがあるよね。それが、まさにこの本だった!!!後半は涙、涙、泣けて泣けてしょうがない!!!
「仕事で認められ、家族にもめぐまれ、人生の最高潮のときを迎えていたジョンに、ある日突然、愛する妻と一人息子を事故で失うという悲劇が襲う。ひとりぼっちになった彼はその日から生きる気力をなくし、自殺を考える。そんな彼に親友ビルはリトルリーグの監督を依頼する。それは彼を立ち直らせたいと願う親友ができる精一杯のことだった。そのチームがかつて自分もプレーしていたことがある「エンジェルズ」であると知り、彼は監督を引き受けることにする。彼が率いる「エンジェルズ」には、ヘマばかりする一人の小さな少年ティモシーがいた。ボールは取れない。ヒットも打てない。まったくチームのお荷物であった。しかしジョンはその少年ティモシーが気になってしかたがない。息子にそっくりだったからだ。ティモシーはへたくそなのに、逃げ出すことなく必死にプレーを続ける。いつも精一杯走り、精一杯バットを振る。いつしかティモシーの「うまくなりたい」「あきらめない」という純真無垢な気持ちが、チーム全体の雰囲気を変えていく。チームはひとつになり、ついには決勝戦まで突き進むことになる。ジョンはティモシーとのふれあいで次第に生きる勇気を取り戻しつつあった。でもそんなティモシーには絶対人に知られたくない秘密があった・・・ 」そのエッセンスを紹介しよう。
「仕事で認められ、家族にもめぐまれ、人生の最高潮のときを迎えていたジョンに、ある日突然、愛する妻と一人息子を事故で失うという悲劇が襲う。ひとりぼっちになった彼はその日から生きる気力をなくし、自殺を考える。そんな彼に親友ビルはリトルリーグの監督を依頼する。それは彼を立ち直らせたいと願う親友ができる精一杯のことだった。そのチームがかつて自分もプレーしていたことがある「エンジェルズ」であると知り、彼は監督を引き受けることにする。彼が率いる「エンジェルズ」には、ヘマばかりする一人の小さな少年ティモシーがいた。ボールは取れない。ヒットも打てない。まったくチームのお荷物であった。しかしジョンはその少年ティモシーが気になってしかたがない。息子にそっくりだったからだ。ティモシーはへたくそなのに、逃げ出すことなく必死にプレーを続ける。いつも精一杯走り、精一杯バットを振る。いつしかティモシーの「うまくなりたい」「あきらめない」という純真無垢な気持ちが、チーム全体の雰囲気を変えていく。チームはひとつになり、ついには決勝戦まで突き進むことになる。ジョンはティモシーとのふれあいで次第に生きる勇気を取り戻しつつあった。でもそんなティモシーには絶対人に知られたくない秘密があった・・・ 」そのエッセンスを紹介しよう。
・「でも、毎日、毎日、あらゆる面で、 僕はどんどん良くなってるんです!」「ん?今、 なんて言ったんだ?」私は唾を飲み込んだ。「毎日、毎日、 あらゆる面で、僕はどんどん良くなってる!」 私は自分の耳を疑った。こんな言葉を、 どうしてこの子は知っているんだろう……こんな小さな子が、 どうして……。「絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、絶対に、 あきらめるな!」「それも言い続けているのか?」 彼は頷いて言った。「僕は絶対にあきらめません」。
・「しかしね、ジョン、あの子には本当に驚かされるよ。 何よりもまず、まだプレーを続けてるってことが驚きさ。 あんな子は初めてだよ。あれほど三振を続けて、守りも、 はっきり言ってずば抜けてへたくそだ。そういう子はこれまで、 二、三試合で、まず間違いなくやめていったものなんだよ。 自分の能力のなさを、これ以上人目にさらすのは耐えられない、 ということでね。ところがあの子はそうじゃない。毎試合、 必ず出てきて、どんなときにも精一杯のことをしようとしている。 同情を買おうとするそぶりも全く見せない。 うまくプレーできなくても、決して落ち込んだりしない。 そればかりか、チームメイトの全員に、 誰よりも大きな声で声援を送っている。驚いた子だよ。 ちっちゃな、本当に勇敢な天使だ、あの子は。俺たちの誰もが、 あの子から、いろんなことを学ぶことができそうだな」
・「僕は願いが叶ったんだよ、監督。僕、神様に祈ったんだ。 シーズンの終わりまで野球をさせてください、 それからヒットを一本打たせてくださいって。 それがどっちも叶ったんです。ありがとう、監督……それから…… それから……ありがとう、神様」
・「ティモシーの勇気と、汚れを知らない常に前向きな精神が、 私のその絶望という暗闇を貫いたんです。 彼は私を絶望の底から引き上げ、 私の人生に掛かっていた暗い雲を吹き払ってくれました。 忘れていた微笑み方を、思い出させてくれました。 すでに自分に与えられている数多くの恵みに気づかせてくれました 。そして毎日の人生を、一日一日を、 その都度精一杯生きるよう励ましてくれました。 グランド上のティモシーのプレーは、私たちの誰もが、 あきらめることさえしなければ、 様々な奇跡を起こすことができるんだということの見事な証明でし た。
そうやってあの小さな子は、私に、もう一度生き始める勇気と、 そのための方法を教えてくれたんです。彼はそうやって、 私の人生、私の命を救ってくれたんです。 私はそれにいったいどうやって報いたらいいんでしょう。 私の命の値段はいくらなんでしょうか? 私の人生の中に新しい蝋燭の光を灯してくれたティモシーに、 私はどうやったらお返しができるんでしょう。そんなこと、 何をどうやっても、絶対にできないんです!でも、 せめて今の自分にできることだけでも……」 私は両手のひらで自分を顔を覆った。
……ああ……読み返しただけでも涙が出てくる……いいなあ……オグ・マンディーノは!!!座右の書がひとつ増えました。あっ!すでに持っているか!(笑)超オススメです。(・∀・)