さて、毎年恒例の今年の「小野塚テル 番付表・書籍編」を発表しまーす。毎年、良い本が多すぎてこの番付表をつけるのを迷ってしまう。
このブログも
さて番付を発表しましょう!♪
いろいろ迷った上で、この本にしました!内容が濃すぎて、一冊の内容を2回に分けて紹介したよね。これは珍しいこと!角幡唯介さんの本は、この本も良かった!自分が絶対に経験できないことを文章にしてくれている。刺激的でしたー!♪
まさか、能動態でも、受動態でもない中動態というものが存在していたとは!!!オドロキと人間の意思、自然の力、目に見えないチカラについてあらためて考えさせられた本。
【関脇】「自閉症の僕が跳びはねる理由」(東田直樹)
多様性の時代。障害も個性だよね。みんなそれぞれ違っていい。それぞれの違いを認め合ったら、世界平和につながると思う。
【小結】「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」(福井県立図書館)
いや〜笑った、笑った〜!思い出しただけで大爆笑!この本を企画して、出版してくれたことに感謝っ!!!続編希望!!!
【前頭一】「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」(鈴木忠平)
やっぱり落合博満本は、面白いわ。野球もプレーも話ももちろんいんだけど、書籍になるとやっぱり落合は、すごいねー!球界に落合復帰待望論出て欲しい!この本も併せて読むといいよね。
【前頭二】「なんらかの事情」(岸本佐知子)
いままで岸本佐知子さんのような天才的な発想な人のことを知らなかったことに、読まなかったことは大いなる損失だった!(笑)ときどき読みたくなるなー!全作品読破をねらっています!
【前頭三】「新・日本列島から日本人が消える日(上巻)」( ミナミAアシュタール)
現在・過去・未来と日本と日本人についてあらためて考えさせられた本。きっと未来はこんな風になっていくんだろうね。新時代の予感を感じる本です!♪
【前頭四】「獄窓記」(山本譲司)
天国と地獄を味わうってこんな感じなんだろうね。刑務所の経験を残してくれたことに感謝!多くの人に読んでもらいたい本です!♪
【前頭五】「プロ野球「経営」全史 球団オーナー55社の興亡」(中川右介)
そうそうこの本が欲しかった!!!球界全体の誕生から現在までの「経営」をキーワードにした壮大なプロ野球の大河ドラマ!野球ファン必読っ!!!
【前頭六】「ノボさん 小説正岡子規と夏目漱石(上)(下)」(伊集院静)
正岡子規っていいなあ。夏目漱石って秀才だったんだねー!二人の青春と友情っていいなあ!明治時代っていいなあ!この時代にどっぷりハマってしまった!!!
【前頭七】「生のみ生のままで〈上〉〈下〉」(綿矢りさ)
いや〜いいわー!愛には、男も、女も、女同士もカンケーないんだよねー!感情移入しちゃいましたー!多様性の時代に、この本に勇気づけられる人、多いだろうねえ。
【前頭八】「目の見えない人は世界をどう見ているのか」(伊藤亜紗)
この本も良かったなあ!超能力者って、視覚障害者の方じゃないのかなー!ヨシタケシンスケさんのイラストもステキ!
【前頭九】「『罪と罰』を読まない」(岸本佐知子 三浦しをん 吉田篤弘 吉田浩美)
今年はなんといって、岸本佐知子さんの本に出会えたことが楽しかった!♪ そしてその抱腹絶倒の内容!読まない本について語るってこんなにオモシロいの!?
何十年ぶりに読み返した本。やっぱり名作って、再読するっていいなあ。青春って、何かに打ち込むって、人を好きになるって、挫折するって、人生っていいねー!♪
【前頭十一】「ドナウよ、静かに流れよ」(大崎善生)
lp6ac4.hatenablog.com
大崎善生さんの本って、どの本も心を揺さぶるなあ。それぞれの人生にそれぞれのドラマがあるんだねえ。愛っていろんなカタチがあるんだねえ。映像が浮かんできた。ドナウ川に行きたい!
【前頭十二】「動物と人間の世界認識 イリュージョンなしに世界は見えない」(日高敏隆)
人間と他の動物が見ている世界は同じなのか!?違うのか!?その疑問が解けた!ニャンコはどんな世界を見ているのだろうか。
【前頭十三】「鉄眼 一切経刻版に賭けた生涯」(片岡薫)
仏教経典のすべて「一切経」を、今から約400年前、それを版木を作り、刻版をした鉄眼禅師という人がいたとは!その生涯を書いた本があったとは!
【前頭十四】「ちばてつやとジョーの闘いと青春の1954日」(ちばてつや 豊福きこう)
名作『あしたのジョー』の裏側にはこんなことがあったのか!♪ まさに作品は、自分の子どもみたい、っていうけど、そうなんだね。
【前頭十五】「十二番目の天使」(オグ・マンディーノ)
本を読んで思いっきり笑うか、泣くか、できるといいよね。この本のラストは、泣けて泣けてしょうがなかった……。