「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「おもしろくてためにならない!へんてこりんな地球図鑑」(岩谷圭介)

「おもしろくてためになる」のならわかるけど「ためにならない」っていうのがいいじゃあーりませんか!?(笑)(・∀・)


「私たちが暮らす惑星はこんなにも「へんてこりん」だった!? 、意外に知らない地球のお話が87話もつまった、おもしろかわいいイラストもいっぱいなこの科学読み物、全部ふりがなつきなので、小学生一年生から楽しめる」そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
山に登ればタイムトラベルできる。なんということはない。時間とは、重力の弱い場所では速く進み、強い場所ではゆっくり進む性質がある。地球の中心からはなれればなるるほど重力は弱くなる。つまり時間の進みは速くなる、というわけで山に登れば未来に行けるということになる。どれくらい未来に行けるのか?高さ450mの東京スカイツリーの展望台では1日あたり10億分の4秒速く時間が進む。高さ3776mの富士山の頂上では1日あたり1億分の4秒時間が速く進む。つまり、富士山の山頂に1日滞在すれば、0.00000004秒だけミラに行けるというわけだ。1年先の未来にタイムトラベルしたければ、富士山頂に2兆年暮らさないといけない。
 
地球の重さは太陽の0.0003%で、太陽と比べると無に等しい。あなたを太陽だとすると、地球の重さは砂粒1個分だ。地球の大きさにガッカリした?だいじょうぶ。木星ですら砂粒だ。
 
・神社の御神木には豊作を祈った「しめ縄」が回されている。しめ縄には、雨と雷を表した、白いギザギザがつけられている。雷が起こると、空気中の窒素が肥料となり降り注ぐ。それが豊作を招く。だからこそ、雷のことを神鳴と呼んだりもした
 
・ニュースで聞く台風は、なんと大型と超大型の2種類しかない。昔は小型も中型もあったのだ。でも小型といってもたいしたことないでしょ」とあまく診られて、多くの被害が出た。そんなわけで、みんなに注意させるために、小型中型の言葉を使うのをやめたなのでニュースで聞くのは大型と超大型だけ
 
 
「地球はちょっと太っている」「山に登ればタイムトラベルできる」「地球は宇宙をただよう小さなちり」「“ほこり”がぶつかれば人類はほろぶ」「空気がなければ雨にうたれて死ぬ」「雷が多いと豊作」「土はばい菌のかたまり」「砂が足りない!」「温泉の効能はおうちのおふろとだいたい同じ」「金の量はプール4杯分」「もっともかたい物質はダイヤモンドではない」「サハラ砂漠より広い砂漠がある」「氷の島なのにグリーンランドになったのは…」「宇宙にいちばん近いのはエベレストではない(チンボラソ)」「地球のほとんどの水は使えない」「海水1滴の中にも生き物だらけ」「恐竜はとても運が悪かったからほろんだ」「全人類を集めても1辺770mの箱に全員入る」「人の血液は太古の地球の海と同じ」「近づけば死ぬ湖がある(カラチャイ湖)」「南極は寒いけど風邪をひかない」「文明を持つ生物は人類だけではない(石器をつくるヒゲオマキザル)」など。

 

地球ってすごいなあ。宇宙って広いなあ。教科書の副読本に最適。オススメです。(・∀・)