「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「わたしのわごむはわたさない」(ヨシタケシンスケ)

天才絵本作家、ヨシタケシンスケさん。オモシロすぎるっ!!!久しぶりに紹介しましょう!♪ なんと7月3日まで世田谷文学館で展覧会やっているだよねー!この間行ったんだけど、大盛況でオモシロイっ!!!もう一度行く予定でいますっ!
 


 

「ゴミ箱の横にわごむが落ちていた。お母さんに「ちょうだい」って聞いたら「いいよ」だって。やった!このわごむは、わたしのだ!!わたしはずっとほしかったの。お兄ちゃんのおさがりでもない、みんなで仲良く使うものでもない、ちょっとだけかしてもらうものでもない、わたしだけのものが。今日はわごむといっしょにお風呂に入るし、夜はもちろんいっしょに寝るわ。そして、大人になったら、このわごむでおしゃれを楽しむつもり。この先わたしがもらうたくさんのラブレターも、このわごむで束ねるの。世界中の悪い人をこのわごむで捕まえてもいいわ。それに、宇宙人がきたらこのわごむでやっつけて地球を救うわ。この本を読んだら、きっとあなたもわごむがほしくなる!?ヨシタケシンスケのユーモア絵本。そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
・おかあさん!おかあさん!このわごむ、すてちゃうの?ねえ、このわごむ、わたしのちょうだい!いーい?やった!わごむをもらった!このわごむはわたしのだ!!
わたしはずっとほしかったの。わたしだけのものが。
 
このわごむははわたしがもらったの。わたしのものなの。
わたしがすきにしていいのよ。すごくない?だれのものでもない、わたしのためだけのわごむなのよ!
 

ラストシーンが、実に笑えるんだよねー!!!子どもってこうなんだよねー!!!親子で楽しめる本。超オススメです。(・∀・)♪