「1968年、世界の若者が旧世代と闘った年。日本の若者も激しく動き、新たな潮流が生まれた。映画、漫画、音楽―。新旧衝突のエネルギーは何を創造し、そして大衆は何を愛したのか?混沌の深層を詳細、濃密に描きだす」そのエッセンスを紹介しよう。
50年前、1968年の日本は「昭和の青春」 の真っただ中にいた。
そのエネルギーが噴出した年である。
漫画、映画、音楽など、大衆が愛した「文化」
日本人の情念が作り変えられた「日本がいちばん熱い」
例えば、ごく一部を挙げるとーー。
あしたのジョー、巨人の星、高倉健、石原裕次郎、黒部の太陽、
帰ってきたヨッパライ、江夏豊。
また、3億円事件という、いまだ謎に包まれた出来事もあった――
1968年第1号(前年末発売)の「少年マガジン」で「
テレビでは「巨人の星」のアニメ(当時はテレビマンガと称した)
東映では高倉健の任侠映画が人気のピークに達していた。
石原裕次郎と三船敏郎が「五社協定」をぶち破り、大作「
ザ・フォーク・クルセダーズの「帰ってきたヨッパライ」は
前年末にリリースされるや、
「巨人の星」
実際の対巨人戦で王選手から三振を奪い、劇的な記録を達成した。
以上の事例だけではない。
大衆が愛してやまなかった「文化」を詳細に、濃密に描き切る。
熱い1年からちょうど半世紀。
私たちの「成熟」と「喪失」をも描き切っているのである。
いいなあ。この時代って。感動的だよねー!♪ まさに昭和のど真ん中っ!この頃を歌を歌いたくなりました!♪ オススメです。(・∀・)p