酒場のギター弾き 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「干し芋の丸かじり 44」(東海林さだお)

出ました、出ましたよ!全作品読破している東海林さだおさんの「丸かじりシリーズ」の最新刊は44弾!!!ときどきこの文体を読みたくなるんだよね〜!♪(・∀・)
 
 
・毎年「ベストジーニスト」方式を踏襲して、何か食べ物、たとえば「今年いちばん親子丼が似合った人」とか餃子が似合った」ということで表彰するというのはどうか。ベストぬたニスト」「イカの足んとこだけニスト」というように部門別にする。
 
「歌は世につれ世は歌につれ」とか申します。言葉は世につれ世は歌につれ」と、これまた一つの真理であります。うっかりしていると、つい、アベックがね」とか言ってしまい、カップルでしょ」と言い直される。「スパゲティでも食うか」と言うと、「パスタ」と直される。わたしら老輩は人生の大半を現行のパスタをスパゲティとして称して過ごしてきた。
 
日本のおにぎりの歴史は中央集権というかたちでスタートしたごはんを丸く握ってその真ん中に具を置く。具の始祖はたぶん梅干しだったと思う。つまり一食のおかずは一個の梅干しで賄った。一人の人間の一食を梅干しが支配したのである。その梅干しは、おにぎりの中央に位置していた。まさに、中央で一食を支配する中央集権。しかし、中央集権は次第に行き詰まってくるそこで考えられるのが地方分権である。権力は中央に位置しなければならないものなのか。そういう発想から混ぜごはんのおにぎりというものが考え出されたのだ。
 
・もし国勢調査があって、そこに猫も記入することになったとすると、そこには当然職業欄がある。いまの猫はそこに「無職」と書くことになる。昔の猫は堂々と「ネズミ捕獲業」と書くことができた。
 
 
「……の似合う人」「パセリで悩む日本人」「柿ピー問題解決す?」「マカロニのp時代」「カット焼き芋の時代」「「悪魔のおにぎり」人を化かす」「かくも長き不在(天抜き)」「柚子の大馬鹿」「てんこ盛りを考察する」「グローバル時代の猫の使命」「蕪さん大出世!」「謎が謎呼ぶ謎メニュー(大衆割烹藤八)」「「おいしい」か「いしい」」「ルンバ豆をまく」「塩、コショウたちよ」「エノキ変じてステーキとなる」「憧れの定食食堂」「れんげの仕事場」「干し芋に栄光あれ」「豆腐は清純派?」「桜の樹の下には……」「ココア大好き」「出汁(だし)か出汁(でじる)か」「快楽の素・おせんべ」「ジャガイモを叱る」「「魚にブランド」「信州そば」」「「塩うどん」なぜ無いのか?」「懐かしかな“昭和の音”」「昭和の蝿を懐かしむ」「タピオカ讃歌」「幕の内弁当の美学」など。

 

東海林さだおワールド、健在!サイコーだね。オススメです。(・∀・)