このブログでもたびたび紹介している三浦展さんの本、オモシロイんだよねー!切り口と分析が鋭いっ!またこの本も、興味深いよー!♪
・「ジェネレーションZ調査2007」では女子全体の22.3% がキャバクラ嬢になりたい、してみたいと答えているのだ。 今キャバクラ嬢は、単に夜の水商売の仕事というだけではない。 ファッション、化粧、 音楽などで時代をリードする存在になっている。いわば、 バービー人形のように若い女性のライフスタイル全体のモデルにな っているのである。
・もっと重要なのは、明らかに格差社会の広がり、 雇用情勢の変化という中期的要因である。つまり女子( 特に高卒以下の女子)がまともに正社員になれないという状況が、 キャバクラ嬢になりたい女子を増やしているのだ。
・現代社会は、学力の高い女性ほど容姿に自信があり、 容姿に自信がある女性ほど学力が高いという傾向がある。 男性も似た傾向があるし、私の過去の調査経験では、 より年上の世代でも同様な傾向がでる。 テレビに出てくる女子アナウンサー、 ニュースキャスターはもちろん、 政治家だって経営者だって美人が多いという時代である。つまり、 キャリアウーマンのほうが容姿がいいとすら思えるほどなのだ。 逆に言えば、 容姿がよい方が軽税的にも社会的にも高い地位に就くチャンスが増 えるということだ。
・いろいろと驚くべき結果があるが、その中でも特に驚いたのは、 彼らが、前世、死後の生まれ変わり、奇跡を信じるなど、 非合理主義的傾向が強いことである。「奇跡」 を信じる女子高校生が36.7%、「人間には前世がある」 が34.3%、「人間は死ぬと、 いつかまた別の人間や生き物として生き返る」と信じる者も31. 0%である。 それに対して団塊世代は若い頃からずっとそういうものを信じない 傾向が強く、奇跡を信じる人は今でも15%ほどだし、あの世、 来世を信じる人も今でも5%程度しかいない。
・どうして細木、美輪、江原らの人気があるのか。おそらく「 あなたは〜ですよ」「あなたはこうなるよ」と言われれば、 人生に明確な目標ができて、努力ができると思うからであろう。
なんか分かるなー!若い人っていいなー!ほとんど行ったことがないけど「社会勉強のために」キャバクラ行ってみるかー!(笑)オススメです。(・∀・)