思い出せば、8月1日くらいから体調が思わしくなく、本が読めなくなった。読もうと思ってもアタマに入ってこない、そんな状態が続いていた。それが一週間くらい前から、アタマが冴えて読めるようになった。また本が読める、イケる、イケるぞーっ!!!!(・∀・)
とうことでこの本。50歳超えたら、カラダにガタが来るよな〜!と思っていたらそのとおりになりました。(笑)1970年代から常にミュージックシーンに大きな影響を与え続けている吉田拓郎の50歳の激白集っ!そのエッセンスを紹介しよう。
・「吉田拓郎、かくあるべし」 というものが世の中に蔓延していても、俺は俺の好きに生きる。 イメージを作ったのは俺自身せいでもあるけれど、 そのイメージが好きでついてきれくれたファンもいるけど、 俺は絶対に裏切る。それは、確かに俺の青春だったけど「 青春をいつまでも言っているんだ!」と。
2002年で考える。「つま恋」をもう1回、ってことは「青春」 をもう1回やるつもりなの?バカだね。 青春は1回こっきりだからいいんだよ。青春は再現不能というか、 人間は再現することを考えて青春を送っていないんだよ。『 結婚しようよ』みたいな曲作って欲しいって?「ばかやろ、 できねーよ」って。いま、結婚したくないんだから、 全然作りたくない。当たり前だろ。
・俺は、基本的に飽きっぽいから、何でも長続きしないんだ。 だから、意外に思われるかもしれないけど“ 何かにしがみついてる”ってことはほとんどないね。
・ミュージシャンとしての終着点というのは、 もう自分で決めてる。ミュージシャンとしてというか、 自分の人生の終着点とか、あるいは自分の“ここらへん” とかいう感覚は持ってる。それは「 俺はあと何枚アルバムを作るか」とか「 あと何枚出してくれるんだろうね」とか。 自分の精神力と体力を見て「俺はあと何曲作るんでしょう」「 アルバムを何枚作るんでしょう」という感覚。それで、 俺の中ではある種の結論が出た。全部俺が決める。 俺が作ったものだから。俺がちゃんとけじめをつける。
・俺は、死は「お断り」にしたいんだよ。 死後の世界を考えたこともないし、 死後の世界があるとも思わない。俺は、死なない、 あるいは死ねない。とりあえず断ってんの。死神がやってきても、 俺んところに来たって、俺を説得するのが大変だろ? ああ言えばこう言うから。 ほとんど俺に論破されちゃうだろうから、 死神も死んじゃうかもね。「お前のここが違う」 とか俺に言われて、死神も反省しちゃうんじゃない?
・俺の枯れてる声が、ヴォーカリストとして好きだっていう人、 いるわけだよ。だけど俺は大嫌い。俺の声、本当、スカン! 俺の好きな声は泉谷しげる。あの声は、大好き。 声が細くてしびれる。ちょっとナイーブな声が好きなんだな。 でも、やっぱり歌がうまいなと思うのは井上陽水さんだよね。 年々うまいね。ムカつくね〜。本当に歌が好きだもんね。 俺とは違って、俺、歌嫌い。本当、 ギターとか弾いてる方が好きな人だよね。
へえ〜拓郎が陽水のことをコメントしているなんてはじめて読んだわ。「断捨離」が進みそうです。さすが、拓郎っ!オススメです。(・∀・)