【テレビで放映されないコロナ闘病記 6 ヌードグラビアと袋とじ 編】
いまだに2m×1.5mのパラマウントベッドから下りられない。歩けない、立てない、自分の体重を支えられない、トイレさえも行けない「オムツ生活」なので。仕方がなく看護師さんに買い物を頼む。これが情けないっ!水、烏龍茶くらいならいいんだけど。テレビもマンネリになったので、男性雑誌を3冊くらいテキトーにお願いした。
2時間後、手元に届いたのは「週刊ポスト」「週刊現代」「アサヒ芸能」(山口組の記事は興味はないが(笑))。そこにグラビアと袋とじがあるではないかっ!!!(笑)今さらどーする!?食欲さえもギリギリなのに「性欲」があるはずもない。し、しかし、悲しいオトコのサガ。やっぱり見てみたい。
しかし看護師のお姉さんに「スイマセン、売店で袋とじを開くペーパーナイフ、お願いします!」と頼む勇気がない。「伝説のコロナ患者」としてこの病院にこの先、語り続けられるのも困る。(笑)
ここでいろいろと考えて工夫して、袋とじを突破っ!!!……しかし、コーフンするわけもなく性欲に火がつくわけでもなく。57年間で最もモチベーションの上がらない「グラビア」と「袋とじ」でした。(笑)(⊙.⊙)