「集中治療室という部屋自体がもう怖いんです。9時に消灯なんだけど、 自分のところだけは点けといてくれって言った。あそこに2泊、 3泊は出来ません。1泊した次の朝から医者に泣きついた。 頼むから出してくれ、ここからって。 集中治療室は怖いところです」って語ってた。本当によく分かる。ワタシは3泊かあ!(笑)
8月15日(土)入院四日目
6:00 起床。ベッドで歯みがき、飲めない水。お皿の上からビニール袋がかぶさっている。洗う手間を省くためか?
7:10 位置替え。
9:10 位置替え、三宅裕司先輩のラジオ「サンデーヒットパラダイス」が楽しい。うつぶせ寝、 キツすぎる。何も食べてないのに便意がある。( 正式に言うとお腹が張っている)でも出ない。肺の機能が回復していない。 キツイけど姿勢がツライけど続けないと。 呼吸ができないのがこんなにツライのか。 肺がこれだけキツイのか。
9:30 全身を拭いていただく「お通じでました?」出ない。オムツでは出ない、出せない、出したくない。体重92.0キロ。
14:20 準集中治療室(HCU)に移る。中等症患者に昇格!(笑)ウレシイ!!!!。先生が来る「人工呼吸器の可能性があったのでICUだった。 酸素の値が良くなったのでこちら(HCU)に移った」。 ベッドのまま、移動するさいに、病院内の空気が流れる。久しぶりのシャバ(?)の空気は美味しい。
・ここは時計がない!時間がわからない。デカいデジタル時計を持ってきていただく。 ナースコールが大きくなった。ラジオは、ニッポン放送、ウレシイ。
・ベッドコントローラーのリモコンいただく。そーそー、これが欲しかった。(パラマウントベッドと起こしたり寝たり角度が調整できる)。
・自分でラジオのスイッチは、コントロールできない。 競馬中継は聞きたくない、要らないが電源が切れない。音が無いよりいいか。 もう少し治療が進めば、大部屋(個室)に移れる。有り余る時間があって健康であれば、 美味いもの食べたり、酒を飲んだり、旅をしたり、何でもできる。いまは、ベッドの上がすべて。
・最も大切なのは、①息 ②妻 ③健康体 ④双方のコミュニケーションのやりとり。facebook、 LINE、現状の報告ができない。⑤アナログのノート。
16:00 位置替え。座るようなカンジ、楽!。ベッドが狭いのか、 オレが大きいのか。
16:30 男性看護師が来た。なぜか、やっぱり女性の方がウレシイ(笑)。 お小水がかなりたまっているとのこと。この部屋は窓はあるが、寝ているアタマの後ろ。外の景色が見えない。晴れなのか、曇りか雨なのか、分からない。15年間取り続けた、 朝日(朝の空模様)は大部屋から撮れたらいいなあ。 我ながら、かすれ声ながら、声が少し出るようになった気がする。
18:45 テレビがやってきた!!やったー!!!さっそく看護師さんにテレビカードを買ってきてもらう。600分で1000円、3枚依頼。ラジオとは大違い!天国と地獄!!「みやぞん名曲50曲ピアノ演奏」がテレビで。スゴイなあ!みやぞん、天才っ!。
22:00 久しぶりのテレビ、眼が疲れる。先生「奥様には病状を電話しておきますね」。 と言っていただく。本当かなあ。こんなに忙しいのに、毎日できないでしょ。就寝。
つづく。