「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「悪党ほど我が子をかわいがる」(本橋信宏)

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このブログは、8月29日(日)に書いていますが、ずっと15年続けてきたので、入院中の空白のトコロに埋めさせてね。8月9日に充当させてください。(笑)まあ、ようやく本が読めるようになったから、よかった、良かったっ!(・∀・)

 

さてこの本。全著作読破を目指している本橋信宏さんの本。従来とテイストが違います。


「薬物中毒にAVビデオの脚本、プロモーション稼業の自称“悪党”が、40歳を過ぎて結婚、2人の子持ちに。全身で親に頼り切る子の姿を見て、愛情の湧かないわけがない。平凡な親であることの奇跡を、しみじみとした筆致で描き、結婚と出産に迷う世代に贈る待望の一冊!」そのエッセンスを紹介しよう。

 
 
子育てをして初めてわかったことがたくさんあった。親父がベビーカーを初めて押すときの勇気。ベビーカーを押して初めてわかった福祉と公共事業の問題点。人類の歴史は親の模倣からはじまったということ成人式を破壊する若者たちの語られない本音部分、等々。子どもの親となって特に感じるのは、母子関係の強さである。母と子の関係に比べれば、父親の存在なんてのは薄いし軽い。
 
存在感のない父親は、果たしてどう子どもの前で振る舞えばいいのか。そしてアンダーグラウンドな独身男がいかにして親バカに変貌したのか。少子化、幼児虐待といった現代の病が問題になるなか、子ども嫌いだった私が43歳で父親になり、いつの間にか子育てに熱中していた。嘘偽りのない親父像を、恥ずかしながら公開してみた。親子のドタバタ激はいまも続いている。
 
 
アルコール依存症の友は、11年後、会社社長になった(岩尾悟志)」「ウォーターボーイズの青空」「男40代、負け犬の弁(山科薫)」「前科7犯、借金50億円のAV監督の“奇跡の子育て”」「悪の錬金術師、あの杉山会長も子煩悩」「裏メディアの女王・田口ゆかりのその後」など。

 

いいねえ、男って不器用で。母親とはやっぱり違うね〜。オススメです。(・∀・)

 

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