「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「盆踊り 乱交の民族学」(下川耿史)

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いいなあ!この本は。ぜひ8月中に読んでほしいなあ!(・∀・)

 

〈盆踊り〉とは、生娘も人妻も乱舞する“乱交パーティ”だった! 日本人は、古代より性の自由を謳歌してきた。歌垣、雑魚寝、夜這い、盆踊り……。万葉の時代から近代までの民俗文化としての“乱交”の歴史。 本書は、膨大な歴史文献・資料をもとに、古代より連綿と続く“民俗としての乱交”の歴史と文化をまとめた、初めての「乱交の民俗学である。そのエッセンスを紹介しよう。

 

・唐突な言い方だが、「あなたは乱交をしたことがありますか?」とか「乱交をしたいと思ったことがありますか?」という質問を受けたら、どんな風に答えますか?乱交とはいうまでもなく、初めて出会った複数の男女が、その場で性的な関係を持つことである。
 
・しかし私がこの本で指摘しようとしているのは、見知らぬ相手との性関係は、つい最近まで日本人の性関係の基本とされていたという事実である記録の上では太平洋戦争が終わった頃まで残っていたことが確認できるし、話だけなら「現在でも行われている」という土地がいくつもある見知らぬ男女の性関係は、変態どころか、それが日本人の性関係の基本の一つであり、社会構造の根拠に組み入れている
 
盆踊りが単なる観光イベントや、町内の仲良し活動でなかったことは理解してもらえるはずである。そして盆踊りが性的な乱交パーティであったことは、鴎外や花袋だけでなく、民俗学者柳田國男折口信夫も認めているし、各地の市町村史や警察史にも、多くの記述が見られるのである。
 
いいなあ〜おおらかだなあ〜これぞ!日本!だよね〜!(笑)早く元気になって盆踊り行きたいなあ〜!(笑)オススメです!(・∀・)

 

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