「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「お楽しみはこれもなのじゃ 漫画の名セリフ」(みなもと太郎)

f:id:lp6ac4:20210612075217j:plain

 ワタシの愛読しているマンガにみなもと太郎氏のレ・ミゼラブル」「ハムレットがある。小学生の低学年の頃から、何度も何度も繰り返し反復した本だ。いつの間にか捨てられてしまったのか、どこかへ行ってしまったが、復刻版を買っていまも手元にあるのだ。

 

さてこの本。懐かしいみなもと太郎さんだよー!!!「手塚治虫賞受賞をした著者の漫画評論集。漫画家自身のイラストと文章で評論するというスタイルが後に大きな影響を与えた、漫画家のバイブルと言われる本」そのエッセンスを紹介しよう。

 
手塚治虫「光」
「…僕は、この世から悪人のいなくなるその日まで、果てしない旅をつづけるんだ」
 
 
「我々は遠くから来た。そして遠くへ行くのだ」「物を作り出すのは、おれたちさ……」
 
松本零士「独立重機関銃隊」
 
「世界じゅう混血にしちまったら戦争しなくなるかもなァ。お互いしんせきだらけだもん」
 
山根赤鬼「よたろうくん」
 
「お父さん、ワシントンてどこの人が知ってる?」「アメリカ合衆国最初の大工だっ」「大工じゃないよ 大統領」「そうだよ 大工のとうりょうだよ」
 
林静一「赤色エレジー
 
「もう一つ、ふとん 買おうね」
 
倉多江美「Fくんについて」
 
「君は幽霊の存在を信じるか」「そりゃ……人間とゆーとんでもないバケ者が存在するくらいだから」
 
・福井英一「イガグリくん」
 
「ぼくは人にうらまれるおぼえはない。でも挑戦してくる敵にたいしては、だんことしてたたかう……こいっ」
 
どおくまん「嗚呼!花の応援団」
 
「役者やのォ〜〜」
 
 
「国会で青島幸男が決めたのだ」
 
加藤唯史「トラクマ先生」
 
水島新司「太陽っ子」
 
水島新司っちゅう人は、多くの人に野球しか掛けないに違いない」と思われてしまい。非難の矢を浴びせる人もいないではない。しかし、水島氏が野球一筋の道を選んだのは、デビューして十数年を経て後のことであって、それまでは他の作家同様、様々なジャンルをこなして来た人なのであります。氏は、およそすべての作品に共通して貫かているスサマジイまでのテーマがあるのです。そのテーマとは何か?そのテーマとは「アホ」なのです。「男どアホウ甲子園」でもあるし、野球狂の詩」も「狂」とは「アホ」のこと。「一球さん」もアホ故の魅力であり、そしてドカベン」の男・岩鬼もまたアホのスーパースターなのであった。アホを描かせて天下一品。水島新司の右に出る者は、まずいないというが現状でありましょう。もう一つのテーマは「貧乏」。「アホと貧乏」。この二本柱こそ今も変わらぬ水島世界なのであって、舞台が野球になろうとどうしようと、それは表面的なことに過ぎないのだ。
 
 
「銀座を英語で何と言いますか?」「銀はシルバー、座はシート……しらなかったナー」
 
みやわき心太郎「男のさけび」
 
「人を殺すのが殺人罪なら自分で自分を殺すのも殺人罪だぜ。一番罪が重いんだ」
 
「人の一生」(岡本一平)「三吉しっぱい日記」(若月てつ)「フィルムは生きている」(手塚治虫)「できんボーイ」(田村信「恐怖鉄道」(沼田清)「キャプテン」ちばあきお

 

なーるほど!水島新司論はナットクだね〜!!!オススメです。(・∀・)

 

f:id:lp6ac4:20210612075317j:plain