その昔、何かの本で、カレーを入れる容器の「アレ」のことを「グレービーボート」というんだということを知って「へー!!!」っと得意げになったことがある。そんなことってあるよね!?(・∀・)
さてこの本。「奇才みうらじゅんが、ふだん目にするけれど、名称を広く知られてない「アレ」に関するクイズに答えながら、その名前の謎に迫る!みうらじゅんのウイットのきいた解答にニヤリとしつつ、解き明かされる名前の真相に思わず「ヘー」とうなずくこと間違いなし。知らなくても生きていけるけれど、知っていると自慢できてちょっとうれしい。そんな楽しい一冊」その代表的なモノを紹介しよう。
・ミカンの皮についている白いアレ → アルベド
・扉の片方を開かないようにとめておく金具 → フランス落とし
・靴下のつま先をとめる金具 → パッチャー
・ラーメンのどんぶりを彩る柄 → 雷文
・くじびきでグルグル回して玉を出すアレ → ガラポン(関西ではガラガラ)
・レトロな駄菓子屋にある、 ラムネやせんべいが詰まったガラス瓶の丸いアレ → 地球瓶
・ダーツボードの中心にある小さな円 → ブルズアイ
・切手シートの周囲に無地の紙 → 耳紙
・鍋料理を食べるときに欠かせない器、 天つゆ入れなどにも用いるアレ → 呑水(とんすい)
・石段の両端、または真ん中についている石 → 耳石
・がま口のお財布の口金についているパチンとなるところ → らっきょう玉
・バッグのベルトの長さを調節するアレ → コキ
・靴ひもの先端のアレ → アグレット
・醤油を入れる魚型のアレ → ランチャーム
・「アレ」とか「アソコ」なんていうと、 とても卑猥なイメージがあるけど、もともとはすべてのものが「 アレ」とか「アソコ」なんて呼ばれてたに違いない。 文明というものは「どのアレ?」 といちいち聞き返されなくてもすむように細部にも名称をつけると ころからはじまったのだだと思う。 いうなればほかの部分と区別することによあって、 その部分を明確にし間違えないようにする便利の発明だ。
でも気になるアレの名前。知って何になるわけではないが、“ そう呼んでいるのね”と、納得したくなる。 それがボンノウというもの。子どもの頃、 女子のスカートをめくって“何色のパンツ” なのか確認したくて堪らなかったあの感じに似ている。
いや〜笑える!ためになる!飲み屋での雑学が増える!(笑)オススメです。(・∀・)