「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「キャラ立ち民俗学」(みうらじゅん)

 
ときどき読みたくなる、みうらじゅんさんの本。ゆるキャラを生み出した氏の感性と感受性と表現力には、いつも感心しているのだ!オレが先に世に出したかったー!とジェラシーを感じまくりなのだ!
 
さてこの本もいいよー!( ・∀・)イイ!!
 
天狗にハマるあまりテングーなるキャラを生み出し、キリストの墓参りに雪深い青森を訪れる。絶滅危惧種」のゴムヘビを大量買いするため台湾に渡り、飛び出し注意の看板「飛び出し坊や」の伝達と変遷をたどる。道祖神即身仏、海女、菊人形、地獄…誰も気にしないようなものを面白がり、収集し、考察する著者にかかれば、世の中にあるすべての現象が深い!些細なコトにも鋭い視線を注ぐ、みうらじゅん的論文エッセイ」そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
・「アワビってさぁー、どういう意味か知ってっか?一枚貝でしょ、そこヒント!アワって、合わさるか!合わさらない貝……逢わないでわびしい、それでアワビちょっとロマン語だよねぇー!
 
「宗教と性(リンガ)」「確珍犯と現代の土俗神」「大将軍神と大将軍八神社」「日本にあったキリストの墓」「土偶の正体」「各地の海女事情」「銅像文化とヌード・サックス」「偽ネズミと観光地問題」「勝手にご当地ソング47+1」「鍾乳洞の一考察」「踊子と角兵衛」「文化が息づく「フィギュ和」」「ゴムヘビと昭和文化」「地獄の概念」「初七日と地獄」など。
 

いや〜おもしろすぎるでしょ!♪「アワビ」ってそういう意味だったの!?ワタシも将来、こんな本を書いてみたいなー!オススメです!(・∀・)