「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「のはなし さん」(伊集院光)

f:id:lp6ac4:20201230070932j:plain

のはなしさん

のはなしさん

  • 作者:伊集院 光
  • 発売日: 2010/10/08
  • メディア: 単行本
 

今年もあと二日。いろいろとあったけど、やっぱり「笑いたい」よねー!笑ってお正月を迎えたい!ということで 笑える本を!伊集院光さんの本。「のはなし」の第三段!♪読みながら笑える!ギャハハ〜!そのエッセンスを紹介しちゃおう。(・∀・)

 

僕は生まれてこの方浮気をしたことがないダイエットと飢饉がちがうように、これまでの人生の中で彼女(もしくはかみさん)が存在した上に、もう一人どうこうなりそうな相手がいたというケースにほとんど出くわさなかったから。立派なものでもなく、ただ、宝くじに当たったお金を全額万馬券にぶち込むような真似をしても丸裸になるだけ、今相手がいてくれるだけでも超がつくほどラッキーなのに、欲張ってすべてを失うのはまっぴらという、ゆるい感じのものなので別に取り立てて偉かないのもわかってる。「けれども『浮気をするのは当たり前』ってこたぁないだろう、世の中にはペンコロファッフォン教の人だっているんだぜ!」と、頭の中の僕がいう。
 
見え見えのカツラの人がいる。「誰がどう見てもカツラ」「360度どこから見てもカツラ」「5m離れたことろから見てもカツラ」この手のカツラは誰のためにあるのだろうか。カツラをつけている当人は周囲の人々に髪の毛が薄いことを見破られないために」つけているのだろうが、周囲の人はほどもれなく気づいているが、人としていわない」という状況。ここで見え見えカツラはもはや意味合い的に不思議なところにおかれている。「知らぬは本人ばかりなり」となる。うーん、カツラ道は深い。
 
僕は全ての果物の中で柿が一番好きかもしれない梨と甲乙つけがない。ほとんどゲーム差はないが、僅差で決戦を制したのは柿。今年は柿だ。梨は来年また頑張るように。
 
小学生4年生の時クラスで最初に大人の皮なしおちんちんになった佐藤君はプールの着替えの際、必ず一人隠れて着替えていた。スタンダードなおちんちんは勿論「皮あり」だったものだから、子供にとって「変なおちんちん」の持ち主に他ならなかった。あまりに股間を隠し続ける佐藤君に対しておちんちんが三本あるのではないか?」という例の佐藤キングギドラ疑惑」まで持ち上がった。何が『例の』だか。
 
自宅の中で原付の鍵を紛失してから数ヶ月。あきらめの時期に突入。が、突然今日の朝方、鍵が出てきた。なんのことはない自分の部屋の引き出しの中からだった。井上陽水「夢の中へ」だ。「探すのをやめた時〜」というやつだ。あの現象はどうして起こるのだろう。妖精さんいたずらのな妖精なら、こういう無意味ないたずらをしてくすくす笑っていそうだ。妖精さんに告ぐ。今度やったらキンチョールをかけて殺す。
 
その他、「愛だの恋だの」の話、「あの人カツラ?」の話、「秋の味覚」の話、「インベーダー」の話、「威厳」の話、「腕時計」の話、「遠足」の話、「おちんちん」の話、「オーラ」の話、「男の下着」の話、「髪型」の話、「芸名」の話、「近藤君」の話、「コンビニ」の話、「効果音」の話(夜のドラマハウス)「才能がない」の話、「捜し物」の話、「サイズダウン」の話、「写生会」の話、「新幹線」の話(スケルトン)、「新商売」の話(微妙な品揃えコンビニ)、「実験」の話、「水道水」の話、「説得力」の話、「食べ放題」の話、「タン塩」「体毛」「調味料」「ついに揃った(アストロ球団)」「出前」「トーク力(ヒットマン林田竜二)」「沼田君のあだ名」「肥満児」「ふりかけ(味ゴマ)」「プレゼント(金属バット)」「へっちゃら(高校中退)」「ホワイトデー(バレンタインデー撲滅テロ計画失敗、近藤君大野君失神、犬糞製偽チョコレート製作大暴走事件)」「未来の僕」「萌え(妹萌え)」「ややこしい(パソコン型ノート)」「虫(マレーシアの40センチのナナフシ)」「ヨーグルト(ヨーグル)」「落語(あたま山)」「ランドセル」「離婚(離婚式)」「リモコン」「冷酷無情(後輩とドライブ)」「若手芸人(借金)」「んー(円楽師匠の訃報)」など。
 

オモシロすぎる!ラジオの伊集院光Oh!デカナイトなみにオモシロイ!オススメです!(・∀・)

 

f:id:lp6ac4:20201230070932j:plain

のはなしさん

のはなしさん

  • 作者:伊集院 光
  • 発売日: 2010/10/08
  • メディア: 単行本