一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「フジ子・ヘミングの「魂のことば」」

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フジ子・ヘミングの「魂のことば」

フジ子・ヘミングの「魂のことば」

 

私はギター弾きなのでピアノのことはよくわからないけど、「奇跡のピアニスト」フジ子・ヘミングのピアノの音は好きだ。『ラ・カンパネラ』いいよね〜!やわらかさ、しなやかさ、強さ、波乱万丈の人生が伝わってくるような哀愁のある音……。うっとりしてしまう。さてこの本。波乱の人生を歩んできたフジ子・へミングが語る魂のことば。そのエッセンスを紹介しよう。

 

・目の前にある現実だけを見て、幸福だとか不幸だとかを判断してはいけない。その時は不幸だと思っていたことが、後で考えてみると、よし大きな幸福のために必要だったということがよくあるの。
 
すべてのことは顔に現れるというようなことが聖書に書いてあるけれど、その通りだと思う。いくら上手に化粧してみても、偽物は必ず見破られるものよ
 
・自分のためだけに、出世してお金を稼いで生きていく。これだけで満足している人が多い。でもそういう人に限って、たくさんお金を貯めて、いざ使おうと思った時は、病気になったりするものよ。それなら、自分より貧しい人を見たら、百円でもいいからあげるべきよ。みんながみんな、そういう気持ちになったら、世界も平和になるだろうに…。
 
・恋の楽しさは、ドキドキすること。きょうは逢えるだろうかと、朝からその人のことばかり考えて。恋心は、一番の生きる活力になるのよ。
 
いいピアノの音色を出すには、恋も必要なこと。恋は、いい仕事をするための燃料となる。
 
・死ぬ時は、ドビュッシーラヴェルクープランの墓」を聴きながら死にたいと思う。死後の世界?もちろん信じているわ。この世で起こったすべてのものを持って、私は天国にいく。終わりの後にもう終わりはなくて、限りない宇宙が広がっているだけ。死んだ猫たち全部と再会できるわけ。そこでまた、私は彼らに囲まれて、ピアノを弾いて暮らすんでしょうね。
 
『人生の艱難辛苦から逃れる道は二つある。音楽と猫だ』これは偉人アルベルト・シュバイツァー博士の言葉。彼は神学の人であり、音楽家であり、哲学者でもあった。あんなに美男子で、あんなに有名で、お金を持っている人でも、不幸せだった。私も人間関係や不運などを乗り越えてこられたのは、猫と音楽があったからだ。人間とかかわると、わざとではなくても、誤解を招いたり傷つけ合ったりした。そんな時に犬や猫たちから、生きる力と幸せをもらい、音楽によって沈んでいた気持ちがどれだけ癒やされ、励まされたか。
 
・人生にはいいこともあるけれど、悪いことはもっとたくさんあるわ。
 
大事にしているもの?それは“音”。私だけの“音”よ。誰が弾いても同じなら、私が弾く意味なんかないじゃない。
 
完璧を演奏をしたからといって、感動させられるものではないのよ。人を感動させる音楽というのは、うまいとか、へたとかではなく、いろいろな人生体験を経て、でてきた音楽だと思う。
 
私はピアノを弾きながら、頭の中で絵を描いているやっぱり音色というのは、色っていうくらいだもの。
 
・どんな辛い時でも死ねないと思ったのは、猫がいたから残された生きものはどうなるのかと思ったから。年をとった一人暮らしの老人は、猫でも犬でも動物を飼うべきよ。そうすれば、自分はもうダメなんだって思わなくなるわよ。家に帰れば猫が足元に寄ってきて「お腹すいてないかい」って話ができる。それだけで十歳は若くなるんじゃない。ごはんを食べさせなくちゃいけない。それが生きる張り合いにもつながると思う。

 

同感です。「猫と音楽」。まったく同じです。(笑)オススメです!

 

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フジ子・ヘミングの「魂のことば」

フジ子・ヘミングの「魂のことば」