一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「マンガの心 発想とテクニック」(手塚治虫)

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子どもの頃からマンガが好きで好きで、お小遣いのほとんどをマンガに使っていた。そして「リモートワーク化」 で自分の部屋を片付けてたら小学校の頃描いたマンガが出てきたよ!(笑)こんなカンジ!(笑)

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その頃、買って読んだのがこの本。13歳、中1のときか。当時は『マンガの描き方』だった。(昭和52年刊行の『マンガの描き方』(カッパ・ホームス)改題)懐かしいなあ!おそらく実家の物置にまだあると思うんだけどね。43年ぶりに読みました!新たな感動がっ!そのエッセンスを紹介しよう!

 
漫画は、落書きから始まるのだ。落書きは楽だ他人に見せるわけではなし、自分が描きたいものが描けるし、どんなに絵が下手だって、安心して描ける。これが漫画の本質だ。そして、これこそ、漫画が持つ、ほかの絵とはちがう重要な特徴である。今、落書きを描いたあなたは、りっぱに漫画をつくることへの第一歩を踏み出したのだ
 
漫画にとって、ウソはだいじなものだ。ことに絵のウソは、どうしても必要なのである。漫画は、その表現がおもしろければ、どんなデタラメを描いてもいいというおスミつきがある。漫画のなにがおもしろいかといって、あのしたたかなウソ、ホラ、デタラメ、支離滅裂、荒唐無稽に出会ったときのたのしさったら、ないのである、赤塚不二夫さんの漫画は、それが生命力なのである。漫画を描こうとする人は、力のおよぶかぎり、ウソ、ホラ、デタラメに徹してほしいころに絵のうえでは、PTAや警視庁からとたんにとたんにクレームがつつくくらい、ハメをはずしためちゃくちゃを描いてほしいものだ。
 
・ぼくは、漫画を描きはじめたころ、従来の平面的な構図にあきたらなくて、昔から好きだっ映画を思い出し、アップやロングを使ってみた構図の可能性をもっとひろげれば。物語性も強められ、情緒も出るだろうと、漫画を描きはじめた当時から考えていた。平面的な視点で、舞台劇的に描かれたものでは、迫力も心理的描写も生み出せないと悟ったので、映画的手法を構図に採り入れることにした。そのお手本は、学生時代に見たドイツ映画やフランス映画である。ぼくは、戦後の漫画を、映画的に変えて、また内容的にもかなり変革したと自負している。ぼくの漫画から、戦後の長編漫画が確立されたと、気が弱いぼくだけど、これだけはそう信じている。
 
新鮮、そうだ、新鮮さが、長編漫画の成否のカギなのだ。それにはまず、次のことが大切である。
 
1 あまり、ほかの漫画作品(ことにプロの)を見ないこと
2 深く考えすぎず、ただマイペースで描くこと
3 描いている途中で人の意見を入れないこと 
 
Q「なぜ漫画を描き始めたのです」
 
 A「そりゃ、もう好きでたまらなかったからだよ。ことにぼくはからだが弱くって、腕白仲間にコンプレックスを持っていたから、なにかひとつ特技を持って、ばかにされないようにしたいっ気持ちはあった。描いているうちに、いつのまにか、プロになって、さらに30年たってしまったという感じですね。これはいわばもう業(ごう)みたいなものでね、おれは描くことはやめられないんだと、何度も自分に言い聞かせた」
 
Q「昔と今とで、描いていて気のつく違いはありますか」
 
A「二十代のときは、無我夢中で遮二無二描き、三十代のときはかなりプロ意識をもって描き、四十代には、漫画世代の真理を、模索しながら描きましたよ。ひとつだけ、致命的なことは……これは、ほかの漫画家の人はどうかわからないけれども、絵がまとまって、きちんとなってくるに従って、おもしろさがへってーつまり枯れてくるということでしょうなー者に飽きられてくる可能性があるということを知りました。つまり、未熟なころの絵はデタラメだけど、そのデタラメさがつよい個性になるんでしょう。まとまってくれば絵は美しいけれども、落書きのおもしろさは消えてしまうんですね」
 
Q「漫画というものの本質を、ズバリひと言でいうと、なんでしょう」
 
A「風刺ですよ」
 
やっぱり「好きこそものの上手なれ」だね。ワタシも「なぜギターを弾いて歌うんですか?」って聞かれたら「そりゃ、好きで好きでたまらなからですよ!♪」っていうだろうな!(笑)久しぶりにマンガを描きたくなりました!超オススメです!(・∀・)♪
 

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