この本は、スゴいなあ!無限のイメージが広がるなあ……「想像力トレーニング」に最適だなあ!
一瞬で読めて、無限に広がる416の物語。提示されるのは冒頭だけ。続きは読み手のイマジネーション次第の自由な文学、「書き出し小説」。416本の異なるストーリーがあなたを魅了する!」その代表的な書き出しを紹介しよう。
・挫折を経て、猫は丸くなった。
・内側のカーブにヤスリをあけて三日月は完成した。
・月末というのは、悪魔が姿を変えたものだ。
・ロボットが人間に始めてついて嘘は「似合ってますよ」だった。
・親父の作品とは知らずヒロインに恋をしていた。
・たらこスパゲッティ考えたやつ天才だなと思いながら夕焼けを見ていた。
・「これの色違いありますか」八百屋に妙な客が来た。
・元カノがまだ予測変換にいる。
・私を置いてどこにも行かない男は、私を連れてどこにもいかない男であった。
・言われた通りに一万円札を渡すと、手品師は消えた。
・父のジョークに風鈴だけが小さく笑った。
・彼を傷つけないためについた嘘は彼の作品になり、子供達に読まれる絵本になった。
・あなたに私が成虫になる直前のどろどろの状態を見せてあげる。
・小川を挟んでスカウトされた。
・「お父さん、そこ、ロケットの発射台!」その直後、父は種子島の空高く舞い上がっていった。
・交番に届けられたいた下着は、少し広がっていた。
・傷が癒え、個性も消えた。
・私は梅干しが残したくぼみを愛してやまない。
・もう米のことなどどうでもいい平八郎だった。
・ガンジーが生涯でただ一人、殴った男の話をしよう。
・寝言は大阪弁じゃなかった。
・寄付も万引きもスケールが違った。
新しい歌ができそうだね。そうだ!これで歌を作ろう!♪オススメです。(・∀・)