うーん……なーるほど!オモシロイ!三浦展さんの本ってオモシロイんだよねー! 未来って予測できるんだ〜!♪
「かつて団塊世代が東京圏にあふれ、郊外に大量の住宅が建てられた。それが今や、人口減少社会へと転じ、ゆくゆくは40%が空き家になるという予測も出ている。そうなれば、東京の随所にもゴーストタウンが現れるだろう――。これから郊外はどうなる? 住むべき街とは? 不動産を最大限に活用するには?独自の意識調査をもとに、これからの東京の都市、郊外のあり方を提言する」そのエッセンスを紹介しよう。
・埼玉県狭山市の団地、駅からバスで10分、1974年築、 2LDK、52平米の中古マンションが390万円だった! 都心から遠く、駅からも遠くに立地している住宅は、 男女役割分担時代の遺物である。現代においては利用価値がない。 だから、価格は下がるしかないのである。
・団塊世代のために建設された住宅ストックは次第に余っていき、 空き家が増え続け、 団塊世代の高齢化とともにニュータウンだった住宅地がオールドタ ウン化するだけでなく、 空き家だらけのゴーストタウンになる危険性が増大するだろう。
・2040年 ゴーストタウン 父93歳 母91歳 子ども67歳と64歳
老人夫婦だけの家、独居老人の家。 母が寝たきりになっているが子ども同居している家。 空き家になった家など、街がさびれている。 孫やひ孫が同居する家はない。 庭木の手入れも高齢者だけでは十分にできない。 高齢化したのでマイカーを売った家が増えたがバスなどはなく、 買い物をするにも不便である。
2040年 ゴールドタウン 父93歳 母91歳 子ども67歳と64歳 孫37歳と34歳 ひ孫7歳と4歳
父母が死去し、長女夫婦と孫夫婦、ひ孫が三世代同居している家、 孫夫婦が実家の隣の空き地を買い取り新築した家、 空き家をシェアハウスにして若者を住まわせた家もある。 また空き地を小公園や市民農園、ドッグランなどにし、 緑を増やし、 それに面した空き家をコミュニティカフェにして住民自身が運営し ている。 マイカーを持つ人が減ったのでコミュニティバスを運行させている 。
・第一の消費(大正から昭和にかけて)第二の消費( 戦後の大衆化、家族を中心とする消費)第三の消費( ブランド志向)に対して第四の消費社会は、 一家に一台あればよかったテレビやステレオが一人一台時代も完全 に飽和した時代であり、 様々な物と情報があふれかえっている時代では、 物を消費することだけでは幸せを感じられなくなり、むしろ、 物や場を人と共有すること、共同で利用すること、 そのことで人同士がつながることをよろこびと感じる時代である。 具体的には、 カーシェアやシェアハウスなどが第四の消費社会におけるビジネス と典型的な事例である。
スゴい時代がもうすぐそこに!オススメです!(・∀・)♪