一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「磯野家の謎・おかわり」(東京サザエさん学会)


磯野家の謎・おかわり


以前、ベストセラーになったこの本。26年ぶりに読みました。いや〜!あらためて読むとオモシロイわ〜!(・∀・)


「さらに深まるサザエさん』一家の謎。社会現象となった前作をしのぐ59の驚き。「イソニアン」の期待に応えた完結編」そのエッセンスを紹介しよう。


問 「登場人物がみな海産物の名前ということになにか意味があるのだろうか」

答 男と女の本質を、魚介類にたとえた名前で表現しているという分析論もある


波平とフネは、波と舟という分かち難い関連性によって、夫婦間の絆の強さを示している。またサザエ以下残りの家族が家にいる生物の名なのに対し、2人は非生物であり、このことは家族の中での特権的地位を示している。


サザエ以下の家族たちは、女性がサザエ、ワカメという海底に生育する生物を名乗り、マスオ、カツオ、タラオたち男性は水中を泳ぐ魚を名乗っている。これは女性は海(家)に固執するものであり、男性は外を泳ぐものという位置づけ。おまけに、ほかの家族が海水系なのに対し、マスオは淡水・海水両棲の魚で、つまり磯野家にとってヨソ者であることを意味している。そしてカツオはマスより大きい魚なので、将来はマスオ以上に強い権力を持つということである。


作者の長谷川町子はそう深く考えずに無意識のうちに決めたのだろうが、だとしたらおそるべき勘の鋭さである。

確かに!この分析はおそるべし。再度、このシリーズを読み返してみよう。オススメです。(・∀・)



磯野家の謎・おかわり