子どもの頃から野球が大好き。中学のときには目が悪くなり野球ができなくなってしまった……屈辱的だった……。自分は野球が上手いと思っていたのに……補欠……。そして三年間で唯一のヒットが代打で打ったランニングホームラン!反対にあの感動も、手に残る感触も、みんなの声援もいまだに忘れない……感動的だった……。
さてこの本。野球をテーマにしている絵本。シンプルだけど野球の、ホームランの魅力が詰まっている!そのエッセンスを紹介しよう。
「あのすごさはテレビじゃわからんよ。球場で目撃しなきゃ。ホームランはあそこにいるすべての人の時間を止めてしまう。
象島が苦虫をかみつぶしたような顔でダイアモンドをゆっくり一周する。そしてホームベースを踏む。
ホームラン……彼は自分の力でホーム、つまり家を出て、くるりと世界を駆け抜けて、また家に帰ってくるんだ。自分の力で
見方が祝福する。あまりに見事なホームランに
敵も祝福しているように見える。
象島みたいなホームランバッターは同じ時代に何人もいない。
まさに神に選ばれた人だな」
この絵本でモチベーションが上がる野球少年もいるだろうなあ。親子で呼んで欲しい絵本。オススメです。(・∀・)